用語名称(日本語、外国語)
トッローネ
英語:Torrone
意味
トッローネは、イタリアの伝統的なヌガー菓子です。
蜂蜜と砂糖を高温で煮詰め、泡立てた卵白を加えて軽くした生地に、ローストしたアーモンドやピスタチオなどのナッツをたっぷり混ぜて固めたお菓子です。
食感は硬めでカリカリとしたタイプと、柔らかめで噛み応えのあるタイプに分かれます。主な甘味料は蜂蜜なので、自然な優しい甘さとナッツの香ばしさが特徴です。
チョコレートでコーティングしたものや、ドライフルーツを入れたバリエーションもあります。
名前の由来はラテン語の「torrere」(焼く、炒るという意味)から来ていて、ナッツを炒って使う工程を表しています。イタリア語でトッローネと呼び、日本では「トローネ」と表記されることもあります。
用語を使う場面・対象となる食品
トッローネは主にイタリアのクリスマスや年末年始の祝祭菓子として親しまれます。クリスマス時期になると、イタリア全土の菓子店や市場で大きな板状のものが並び、家庭で切り分けて食べたり、贈り物にしたりします。特に北部クレモナやサルデーニャ島のものが有名で、年中楽しめる地域もあります。
対象となる食品は、ナッツを主役にした硬質ヌガー菓子全般です。
似たお菓子として、スペインのトゥロン(turrón)やフランスのヌガーがありますが、トッローネは蜂蜜の比率が高く、イタリアらしい風味が強い点が違いです。日本では輸入菓子コーナーや専門店で手に入りやすく、お茶請けや手土産として使われます。家庭で再現するレシピも多く、蜂蜜・砂糖・卵白・ナッツを基本材料に、温度管理をしながら作るのがポイントです。
トッローネはシンプルな材料ながら、蜂蜜の濃縮具合やナッツの焼き加減で味わいが変わる奥深いお菓子です。硬い食感を楽しみたいならクレモナ風、柔らかめが好みなら南部スタイルを選ぶと良いでしょう。イタリア旅行のお土産としても定番で、一度味わうとナッツと蜂蜜の組み合わせの魅力に引き込まれます。

