用語名称(日本語、外国語)

号数(ごうすう)

外国語では特に専用名称はなく、日本独自の表記法です。

英語圏では「cake size number」や「gou size」として説明されることがありますが、海外のレシピではcmやインチが標準的に使われています。

意味

号数とは、主に円形のお菓子や型の直径を表す単位です。1号が直径約3cmに相当し、号数が1増えるごとに直径が3cmずつ大きくなります。
この基準は日本古来の尺貫法(しゃっかんほう)に基づいています。
尺貫法では1寸を約3cmとし、1号=1寸としてケーキ業界に定着したものです。
メートル法が主流の今でも、製菓の現場ではこの伝統的な呼び方が変わらず使われています。
単なる「大きさの目安」ではなく、直径を素早く計算できる便利なルールなのです。

用語を使う場面・対象となる食品

最もよく使われるのはホールケーキのサイズ表示です。ケーキショップのショーケースや通販ページで「5号ケーキ」のように記載され、家族の人数やパーティーの規模に合わせて選びやすくしています。また、製菓用の丸型、セルクル型、タルト型、スポンジケーキを焼く型などでも同じ号数が適用されます。レシピ本で「5号の型を使用」と書かれている場合、直径15cmの型を想定すれば生地量の計算がスムーズに進みます。対象となる食品は、主に洋菓子のホールタイプです。ショートケーキ、チーズケーキ、フルーツケーキ、チョコレートケーキ、タルト、モンブランなどが代表的。和菓子ではあまり見かけませんが、洋菓子店や自宅製菓の場面で欠かせない用語です。具体的なサイズと目安人数は以下の通りです。

3号3寸直径9cm1〜2人分
4号4寸直径12cm2〜4人分
5号5寸直径15cm4〜6人分
6号6寸直径18cm6〜8人分
7号7寸直径21cm8〜10人分

これらは高さのあるスポンジケーキの場合の一般的な目安で、クリームの量やフルーツの盛り方によって多少変わります。
タルトのように高さが低いものは人数がやや少なめになる点も覚えておくと便利です。
計算方法はシンプルで、号数に3をかければ直径(cm)がわかります。
例えば6号なら18cmです。この号数を知っていると、ケーキ選びの失敗が減ります。誕生日で5号を選べばちょうど良いボリューム感が出せますし、製菓教室で型を探すときも「5号のセルクル型」と指定すれば迷わず揃えられます。
古い単位が現代のお菓子作りや販売に生き続けている、興味深い例と言えるでしょう。
次にお菓子を買うときや作るときは、ぜひ号数を意識してみてください。
直径のイメージがつかめると、見た目も食べ応えも満足度の高い選択がしやすくなります。

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