用語名称(日本語、外国語)
シュガーバッター法
英語:Sugar Batter Method
意味
シュガーバッター法は、お菓子作りの基本的な生地作り方の一つです。まずバターを常温に戻して柔らかくし、そこに砂糖を加えてよくすり混ぜ(クリーミング)、白っぽく軽くなるまで空気を含ませます。その後、卵を少しずつ加えて乳化させ、最後に粉類を混ぜて生地を仕上げる手法を指します。
この方法の特徴は、バターと砂糖を最初に混ぜることでバターの中に細かい空気泡を作り出す点です。焼き上がりにその空気泡が膨らみ、ふんわりとした食感やボリュームを生み出します。
英語では「creaming method(クリーミング法)」とも呼ばれ、家庭のお菓子作りからプロのパティシエのレシピまで広く使われています。バターのクリーミング性(空気を含みやすい性質)を活かした技法で、材料を一つのボウルで進めやすいのも利点です。
用語を使う場面・対象となる食品
主にバターを多く使う焼き菓子で登場します。特にパウンドケーキの定番製法として知られ、材料を同量ずつ(バター・砂糖・卵・粉)使うレシピに適しています。他にもクッキー、サブレ、ビスケット、マフィン、ケーキ類全般で用いられます。
実際の作業では、バターを指で押してすっと入る程度(20〜24℃くらい)の柔らかさに調整するのがポイントです。ハンドミキサーや泡立て器を使って砂糖と混ぜ、色が白っぽく体積が増えるまで続けます。卵は温度を合わせて少しずつ加え、分離を防ぎながら滑らかに乳化させます。最後に粉を加えるときは混ぜすぎないよう注意すると、仕上がりが軽やかになります。
この方法は空気を含ませやすいため、ベーキングパウダーを使わなくてもある程度膨らむのが魅力です。ただし、バターの温度や混ぜ方が仕上がりに大きく影響するので、季節や室温に合わせて調整すると安定します。
初心者でも取り組みやすい技法の一つで、基本を押さえればさまざまなアレンジが楽しめます。
