用語名称(日本語、外国語)

シナモン(Cinnamon)別名として肉桂(にっけい)や桂皮(けいひ)、ニッキとも呼ばれます。
学名は主にCinnamomum verum(セイロンシナモン)やCinnamomum cassia(カシア)です。

意味

シナモンはクスノキ科の常緑樹の樹皮を剥ぎ取って乾燥させた香辛料です。樹皮を筒状に巻いたスティック状と、細かく砕いたパウダー状の2種類が一般的で、どちらも長期間保存できるのが特徴です。
主な産地はスリランカや中国、ベトナム、インドネシアなどで、流通しているもののほとんどが2つのタイプに分けられます。セイロンシナモンは薄く繊細な樹皮を何層にも重ねて作られ、上品で甘みのある香りがします。一方、カシアは厚めの樹皮を使い、濃厚でスパイシーな風味が強いのが特徴です。日本ではカシアが日常的に使われることが多く、手頃な価格で手に入りやすいです。
この独特の甘く温かみのある香りは、シナモンアルデヒドという成分が主役です。甘いお菓子に深みを加えたり、果物の味わいを引き立てたりする役割を果たします。

用語を使う場面・対象となる食品

お菓子作りでは、シナモンは風味付けや香り付けの定番スパイスとして欠かせません。特に粉末状は生地に直接混ぜ込んだり、焼き上がりに振りかけたりして手軽に使えます。一方スティック状は、果物を煮込むシロップやコンポートに浸して香りを移すのに向いています。

代表的な対象食品はアップルパイやシナモンロールです。りんごの甘酸っぱさとシナモンの温かな香りが絶妙に合わさり、秋冬の定番スイーツになります。他にもクッキーやパウンドケーキ、ドーナツ、チーズケーキのベースに取り入れると、全体に奥行きが出ます。
冷たいお菓子ではアイスクリームやプリン、ヨーグルトデザートに少量加えるだけで風味が華やかになります。チョコレート菓子との組み合わせもよく、シナモン香るブラウニーやチョコチップクッキーなどにもよく登場します。

季節を問わず活用できますが、寒い時期の焼き菓子で特に人気です。少量でも存在感があるので、初めて使うときは味見しながら調整すると失敗が少ないでしょう。

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