用語名称(日本語、外国語)
チーズ
英語:cheese
お菓子作りでは主に「クリームチーズ」(cream cheese)や特定のチーズ名(マスカルポーネなど)が使われる。
フランス語では「フロマージュ」(fromage)全般を指す言葉としても登場する。
意味
チーズとは、牛乳や生クリームなどを原料に乳酸菌などで発酵・凝固させて作る乳製品の総称。
お菓子分野では特に、熟成させないフレッシュタイプのチーズを指すことが多い。
代表例のクリームチーズは、牛乳と生クリームを主原料とし、乳酸菌で軽く発酵させた後、ホエイ(乳清)の一部を除去して作られる。白色で滑らか、軽い酸味とミルクの風味が特徴で、クセが少ないためデザートに広く活用される。
他の種類として、マスカルポーネチーズ(イタリア産)は脂肪分が高く(約80%程度)、酸味が少なくほんのり甘い。
リコッタチーズはホエイを煮詰めて作るさっぱりしたタイプで、脂肪分が比較的低めだ。これらはクリームチーズと混ぜて使ったり、単独で風味を加えたりする。
用語を使う場面・対象となる食品
お菓子作りでは、チーズの滑らかさと酸味を活かしてケーキやムース、焼き菓子などに欠かせない材料となる。
特にクリームチーズはチーズケーキの主役だ。
- ベイクドチーズケーキ:クリームチーズに卵、砂糖などを混ぜてオーブンで焼く。濃厚でしっとりした食感になる。
- レアチーズケーキ:クリームチーズを生クリームやゼラチンと合わせて冷やし固める。火を通さないため爽やかで軽い口当たり。
- スフレチーズケーキ(日本風):クリームチーズにメレンゲを加えてふんわり焼き上げる。綿のように軽い食感が人気。
- その他の使い方:ティラミス(マスカルポーネ使用)、チーズタルト、チーズケーキ風クッキーやムース、ホットケーキのトッピングなど。北海道チーズタルトのようにカスタード風に仕立てる場合もある。
家庭で作る際は、製菓用の1kgブロックタイプを選ぶとコストパフォーマンスが良く、混ぜやすい。
市販品ではフィラデルフィアやキリ、よつ葉などのブランドがよく使われ、メーカーによって酸味の強さや硬さが微妙に違うため、好みで選び分けると良い。
プロセスチーズ(加熱処理済み)は保存性が高いが、風味がマイルドになりやすいので、ナチュラルタイプのクリームチーズを優先するのが一般的だ。
チーズは乳製品なので、冷蔵保存を徹底し、開封後は早めに使い切る。酸味とコクが他の材料(フルーツ、チョコレート、生クリーム)と相性良く、甘いお菓子に深みを与える役割を果たす。

