用語名称(日本語、外国語)
チュロス
スペイン語:Churros
単数形は「チュロ(Churro)」、複数形で「チュロス(Churros)」
意味
チュロスとは、小麦粉を主原料にした生地を星形の口金で絞り出し、油で揚げた細長い揚げ菓子である。外側はカリッと硬めで、中はもっちりとした食感が特徴だ。
生地の表面にギザギザの溝がついているため、熱が通りやすく水分が抜けやすい。揚げた後はグラニュー糖やシナモンシュガーをまぶすのが基本で、甘く香ばしい味わいになる。
材料はシンプルで、小麦粉、水、塩、場合によっては卵やバター、オリーブオイルを加える。生地は熱湯で練ることでしっかりとした弾力が生まれる
起源については諸説あるが、スペインまたはポルトガルが有力だ。
羊飼いが山で簡単に作れる食べ物として考案したという説や、中国の揚げパン「油條(ヨウティアオ)」の影響を受けたという説もある。
名前はスペインの「チュラ(Churra)」種の羊の角に形が似ていることに由来すると言われている。
用語を使う場面・対象となる食品
チュロスは主に朝食、おやつ、軽食として登場する。
スペインでは朝早くに専門店「チュレリア(Churrería)」で揚げたてを買って、濃厚なホットチョコレートに浸して食べるのが定番の楽しみ方だ。ラテンアメリカ諸国でも同様に親しまれ、屋台や祭り、テーマパークで手軽に手に入る。
日本では遊園地、映画館、祭りの屋台、最近では専門店やカフェで見かける機会が増えた。長さ20〜30cm程度の棒状のものが主流で、シナモンシュガーをまぶしたシンプルなものや、チョコレートソースなどをディップするアレンジ版が多い。
対象となる食品は揚げドーナツの一種だが、一般的な丸いドーナツより生地が固めで食感がしっかりしている点が違う。似た揚げ菓子として、スペイン語圏のブニュエロや日本の索餅(さくべい)とも関連が指摘される。
チュロスの魅力は、出来立ての熱々を食べる瞬間にあり、外側のサクサク感と内側の柔らかさが同時に楽しめる。家庭で作る場合は絞り袋と星形口金があれば挑戦しやすいが、油の温度管理がポイントになる。
近年は日本でもさまざまなフレーバーが登場し、季節限定のトッピングやミニサイズのものも増えている。シンプルな材料ながら、食べ方やアレンジ次第で幅広いシーンに合うお菓子だ。

