用語名称(日本語、外国語)
糖度(とうど)
Brix(ブリックス、°Bx)
意味
糖度は、食品中の可溶性固形分(主に糖分)の濃度を百分率(%)で表した指標です。
糖度計(屈折計)で測定し、光が液体を通る際に曲がる度合い(屈折率)を基に数値を算出します。1°Bxは、溶液100g中にショ糖1gが溶けた状態に相当します。
ただし、糖度が高いからといって必ずしも「甘い」とは限りません。測定値は糖分だけでなく、酸や塩分、果物に含まれる他の溶けやすい成分も含むためです。
例えば、果物の場合、果糖やブドウ糖などの複数の糖が混ざり、酸味とのバランスで実際の味わいが決まります。ジャムなどの加工品では、可溶性固形分の全体量を示す目安になります。
家庭や工場で使う糖度計は、アナログ式やデジタル式が多く、果汁を数滴垂らしてすぐに読めます。
一部の先進的な機種では、果物を切らずに表面から測る非破壊タイプもあります。
用語を使う場面・対象となる食品
お菓子作りでは、果物の熟度確認やジャム・シロップの仕上がり調整に欠かせません。
果物を買うときや収穫時に「糖度12度以上」などと表示され、甘さの目安として参考にされます。
桃やメロンなどの果物は糖度10〜15度前後が一般的で、高いものは市場価値も上がります。
ジャムやマーマレード作りでは、煮詰め中に糖度を測って60〜65度程度になるよう調整します。
これにより保存性が高まり、適度な固さが出ます。シロップやフルーツソース、ゼリー、キャンディーの糖液調製でも使われます。
果実酒やジュースの原料チェック、チョコレートや焼き菓子に果実を加えるレシピでも、材料選びの基準になります。
お菓子作りをするときは、糖度を単なる甘さの数字ではなく「仕上がりの安定性や食感の目安」と捉えると役立ちます。
同じ糖度でも果物の種類や季節で味わいが変わるので、実際に食べて確かめながら活用してください。

