用語名称(日本語、外国語)
とうもろこし(トウモロコシ)
英語:Corn、Maize
意味
とうもろこしはイネ科の一年草で、種子(実)を食用や加工原料とする穀物です。
お菓子作りでは主に種子から抽出・加工した成分を使います。代表的なものはコーンスターチ(とうもろこしのデンプンだけを精製した純白の粉)、コーンフラワーやコーンミール(実を粉砕したものでデンプン以外にたんぱく質や油分も含む黄色い粉)、コーンシロップ(デンプンを糖化させた甘味料)などです。
これらは小麦粉とは異なりグルテンを形成しないため、軽い食感やサクサクとした仕上がりに役立ちます。
粒子が細かく無味無臭に近いコーンスターチはとろみ付けや生地の軽量化に、コーンフラワーなどはとうもろこし特有の甘みと香りを加えるときに使われます。
原料は主にアメリカ産や国産のスイートコーン種が加工用に適していますが、製菓材料として市販されるものは安定した品質のものが選ばれています。
用語を使う場面・対象となる食品
お菓子作りではさまざまな場面で登場します。
コーンスターチはカスタードクリームやプリンのとろみ付け、スポンジケーキの生地に小麦粉の一部を置き換えてきめを細かくする際に欠かせません。冷やして食べるチーズケーキやムース類でも、温度変化に強いとろみを保てる点が便利です。
コーンフラワーやコーンミールはクッキーやマフィン、蒸しパンに混ぜてとうもろこしの風味を加えたり、揚げ物の衣としてサクッと軽く仕上げたりします。
コーンシロップはキャンディーやヌガー、アイスクリームの甘味料として使われ、しっとり感や柔らかさを保つのに役立ちます。また、ポップコーンやコーンフレーク自体もお菓子として親しまれています。
最近では国産とうもろこしを使ったパウダー素材も増え、北海道産のスイートコーンを活かしたチーズケーキやプリンなどのレシピが見られます。
グルテンフリーのお菓子作りでも重宝され、小麦アレルギー対応や軽やかな食感を求める場面で選択肢を広げています。

