用語名称(日本語、外国語)
チョコチップ、 チョコレートチップ
英語:chocolate chip
意味
チョコチップは、豆粒大に成型したり細かく砕いたりした小さなチョコレートの粒のことです。
直径は通常5〜10mm程度で、底が平らな丸い形やしずく状のものが一般的。
普通の板チョコを砕いたものとは異なり、焼き菓子に使うために作られた専用商品が多く、ココアバターの含有量を調整して高温で形が崩れにくい性質を持っています。
起源は1930年代のアメリカ。1937年頃、ルース・グレーブス・ウェイクフィールドが自宅の宿「Toll House Inn」でクッキー作りに板チョコを刻んで加えたのが始まりです。
当初は手作業で刻んでいましたが、需要の高まりを受けてNestlé社が1939〜1940年頃に「Toll House Morsels」として市販を開始しました。これが現在のチョコチップの原型です。
味の種類は豊富で、セミスイート(ほろ苦い甘さ)、ミルクチョコレート、ダークチョコレート、ホワイトチョコレートのほか、ミント味やフルーツフレーバーのものもあります。
家庭用から業務用までサイズや溶けにくさが異なる商品が揃っています。
用語を使う場面・対象となる食品
チョコチップは、主に焼き菓子やデザートの材料として使われます。
生地に混ぜ込んで焼くと、チョコレートが部分的に溶けながらも形を残し、食感と風味のアクセントになります。
具体的な対象食品は以下の通りです。
- クッキー:最も定番。アメリカンタイプのチョコチップクッキーでは生地1に対して1〜2割程度入れるのが一般的。
- マフィン、パウンドケーキ、ブラウニー:生地に散らして焼き、断面にチョコの粒が見えるように仕上げる。
- パンやスコーン:朝食やおやつ向けに少量加える。
- その他:ホットケーキ、ワッフル、クレープのトッピング、アイスクリームやプリンのミックス、トレイルミックス(お菓子の詰め合わせ)など。
業務用では「溶けにくいタイプ」を選べばオーブンで形が保たれやすく、家庭用は口どけの良い標準タイプが向きます。溶かしてソースにする場合は温度管理が必要で、通常の板チョコの方が適している場合もあります。
チョコチップは身近なお菓子作りの定番材料として、世界中のレシピで活躍しています。
スーパーや製菓材料店で手軽に入手でき、保存も常温で長持ちする点が便利です。

