用語名称(日本語、外国語)
トライフル
英語:Trifle
意味
トライフルは、イギリス発祥の伝統的な重ねデザートです。スポンジケーキやビスケットを洋酒やシロップに浸し、フルーツ、ゼリー、カスタードクリーム、ホイップクリームなどを透明な器に何層にも積み重ねて作ります。
語源は英語の「trifle」で、「ささいなこと」や「つまらないもの」という意味を持ち、もともと残り物のケーキや食材を活用して気軽に作る家庭的なお菓子だったため、この名前が付きました。
見た目はカラフルで層が美しく、焼かずに冷蔵庫で冷やして仕上げるため「焼かないケーキ」と呼ばれることもあります。
用語を使う場面・対象となる食品
トライフルという用語は、主にイギリスやアイルランドの伝統菓子を指す際に使われます。クリスマスやパーティーなどの特別な食事のデザートとして登場することが多く、大きなガラスボウルで作って家族やゲストで取り分けて食べるスタイルが一般的です。
対象となる食品は、基本的にケーキ類(スポンジケーキ、フィンガービスケットなど)、カスタード、フルーツ(イチゴ、ラズベリー、缶詰フルーツなど)、クリームを組み合わせた冷たいデザート全般を指します。
日本ではパフェに似た見た目から混同されやすいですが、スポンジケーキや洋酒を使う点、カスタードを多用する点で区別されます。
現代では家庭で簡単にアレンジして作られるほか、スーパーやベーカリーの既製品としても親しまれています。
トライフルは、層の組み合わせが自由度が高いのが魅力です。
例えばスポンジケーキの代わりにロールケーキを使ったり、フルーツを季節のものに変えたりと、作る人によって味わいが変わります。冷やして味をなじませることで、しっとりとした食感と甘酸っぱいバランスを楽しめます。
イギリスでは年中スーパーで見かける定番デザートの一つで、特別な日のごちそうというより、日常的に親しみやすい存在です。

