用語名称(日本語、外国語)
胡麻団子(ごまだんご)
中国語:芝麻球(ちーまーちゅう)または煎堆(ちんとい、広東語)
英語:Sesame balls または Sesame dumplings
意味
胡麻団子とは、白玉粉を主な材料にしたもちもちの生地で甘い餡を包み、表面に白ごまや黒ごまをたっぷりまぶして油で揚げた中華菓子です。外側はごまの香ばしさでカリッとし、内側は弾力のある食感が特徴で、一口かじると中からとろけるような甘い餡が現れます。
主な餡は胡麻餡やこしあん(小豆餡)で、事前にごま油を加えて風味を豊かに仕上げることが一般的です。直径3センチ前後の小ぶりなサイズが多く、揚げたてを熱々で食べるのが一番おいしいとされています。
中国では甜点心(てんてんしん)と呼ばれる甘い点心の一種で、古代の元宵という団子が起源の一つとされ、丸い形が円満や繁栄を象徴する縁起物としても親しまれてきました。
日本では中華料理店や中華街で定番のデザートとして定着し、ゴマタマという呼び名で親しまれることもあります。
用語を使う場面・対象となる食品
この用語は、主に中華料理のデザートメニューで登場します。点心のコースの締めくくりや、宴会の甘味として提供されるほか、屋台や専門店でおやつ感覚で楽しむ場面も多いです。日本国内では餃子の王将などの中華チェーン店や横浜中華街の店舗で揚げたてのものが人気を集め、家庭で手作りするレシピも広く知られています。
対象となる食品は中華の甜点心全体で、特に揚げ菓子に分類されます。地域によっては餡の代わりに空洞にした「功夫麻球」というバリエーションもありますが、標準的な胡麻団子は餡入りです。和菓子の団子とは異なり、油で揚げる工程が鍵で、ごまの風味を最大限に引き出したお菓子として位置づけられます。 胡麻団子は、香ばしさともっちり感、甘さのバランスが絶妙で、一度味わうとクセになる味わいです。中国発祥ながら日本でも長く愛され続け、今も多くの人が揚げたての熱々を求めるお菓子です。
