用語名称(日本語、外国語)
米粉(こめこ)
英語:rice flour
意味
米粉とは、お米を細かく挽いて粉末状にした食材です。主にうるち米やもち米を原料とし、製粉の方法や原料の違いで種類が分かれます。うるち米から作られる上新粉や製菓用・製パン用の細かい米粉、もち米から作られるもち粉や白玉粉などが一般的です。昔は水洗いして乾燥させた生米を石臼などで挽く方法が主流でしたが、今は気流粉砕などの技術で粒子をより細かく仕上げたものが増えています。小麦粉と異なりグルテンを含まないため、もちもちとした独特の食感を生みやすいのが特徴です。
用語を使う場面・対象となる食品
粉は和菓子作りの定番材料として長く使われてきました。たとえば上新粉は柏餅やちまき、ういろう、だんごに欠かせず、ほどよい歯ごたえを加えます。もち粉は最中種や羽二重もち、大福の皮に適し、もちもちとした柔らかさを引き出します。白玉粉は白玉団子や求肥に用いられ、透明感のあるつるんとした食感に仕上がります。また上用粉のような細かいものは上用饅頭や浮島に使われ、上品で滑らかな口当たりになります。
近年は製菓用に開発された米粉が洋菓子にも広がっています。粒子が細かくダマになりにくいため、シフォンケーキやクッキーで小麦粉の代わりに使われ、しっとりとした軽い食感に仕上がります。さらに米粉ドーナツのような焼き菓子でも活躍し、グルテンフリーを求める場面でよく選ばれます。2026年現在もこうした新しいお菓子作りに取り入れられ、伝統の和菓子から現代のスイーツまで幅広い食品で活躍しています。
