用語名称(日本語、外国語)

笹団子(ささだんご)

英語:Sasa Dango

意味

笹団子とは、新潟県を中心に親しまれる伝統的な和菓子です。もち米とうるち米を粉にしただんご粉に、ゆでて絞ったよもぎを練り込んで柔らかくこねた生地で、小豆あんを包みます。これを3枚ほどの笹の葉で丁寧に包み、スゲやイグサの紐で両端を縛り、中央で結んで俵のような形に仕上げ、蒸し器で20分前後蒸して完成します。

笹の葉の爽やかな香りが全体に染みわたり、よもぎのほのかな風味ともちもちとした食感が特徴です。甘さは控えめで、米どころらしい素朴な味わいが楽しめます。地域によっては中央を結ばない仕上げ方もありますし、三条市下田地区のようにヨモギの代わりにオヤマボクチの葉を使うところもあります。
もともとは約500年前から新潟の中越・下越地方や福島県会津地方の一部で作られていた郷土食です。笹の葉には殺菌・防腐の働きがあるため、昔は保存食として役立ちました。戦国時代に上杉謙信の携帯食だったという話や、年貢で残ったくず米を工夫して食べやすくしたという説など、由来にはいくつかの伝えがありますが、どれも新潟の農家の人々が身近な材料で工夫を重ねた結果生まれたものだとされています。
昔はあんを入れるだけでなく、きんぴらごぼうやひじきなどのおかずを詰めたものも一般的で、主食代わりにも食べられていました。あん入りを「女団子」、それ以外を「あえもん団子」や「男団子」と呼ぶ地域もあります。今ではほとんどが甘い小豆あん入りのお菓子として親しまれていますが、その基本の形と製法は長く守られてきました。

昭和39年(1964年)の新潟国体で土産品として推薦されたのをきっかけに、全国的に知られるようになりました。米俵を思わせる形が、新潟の米どころらしい印象を強め、県外の人にも受け入れやすくなったのです。

用語を使う場面・対象となる食品

笹団子という言葉は、主に新潟の郷土菓子を指すときに使われます。お土産屋さんや和菓子店で「新潟の笹団子はいかがですか」と勧められる場面、端午の節句や春の行事で家庭や地域の祭りで登場するとき、観光客が「新潟らしいものを」と選ぶときなどに自然と出てきます。

対象となる食品は、よもぎ団子にあんを包んだ蒸し菓子そのものです。固くなったときは再び蒸したりレンジで温め直したりして食べますが、笹の香りが残るうちに味わうのが一番です。現在は新潟県内の菓子店で広く販売され、土産として持ち帰ったり、緑茶と一緒に楽しむおやつとして親しまれています。山形県や福島県の一部でも似たものが作られますが、笹団子といえば新潟のものを指すのが一般的です。

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