用語名称(日本語、外国語)

シュヴァルツヴェルダーキルシュトルテ

外国語:Schwarzwälder Kirschtorte(ドイツ語)
英語圏ではBlack Forest cakeやBlack Forest gateauと呼ばれることが多い。

意味

「黒い森のさくらんぼのケーキ」という意味です。ドイツ南西部のシュヴァルツヴァルト(Schwarzwald、黒い森)地方に由来する伝統的なケーキで、チョコレートスポンジ生地、生クリーム、さくらんぼ、キルシュヴァッサー(さくらんぼから作る透明な蒸留酒)を組み合わせたデザートです。

ケーキの外側を覆う削ったチョコレートが黒い森を、散らしたさくらんぼが森の赤い実を、白い生クリームが雪を連想させる見た目が特徴です。スポンジ生地と生クリームを何層にも交互に重ね、断面に美しい層が見えるのが魅力の一つ。キルシュヴァッサーを生地やクリームにしみ込ませることで、さくらんぼの風味が全体に広がり、チョコレートのほろ苦さと生クリームの軽やかさ、さくらんぼの酸味が調和します。本場では柔らかく、皿に寝かせて提供されることが一般的です。

起源については諸説あり、1934年の文献に初めてレシピが登場した記録が残っています。それ以前から地域の農家で似たケーキが作られていたという話もあります。1930年代に人気が出始め、戦後には世界的に知られるようになりました。

用語を使う場面・対象となる食品

この用語は、ドイツ伝統菓子を指すときに使われます。特に洋菓子店やカフェのメニュー、ケーキのレシピ本、菓子講習会などで登場します。対象は主にデコレーションケーキの一種で、誕生日やお祝い事、ドイツ料理店のデザートとして提供されることが多いです。日本では「ブラックフォレストケーキ」の名前でも親しまれ、コンビニや洋菓子チェーン店でも季節限定で販売されることがあります。

本格的なものはキルシュヴァッサーを使用しますが、市販品や家庭版ではアルコール抜きやチェリージャムで代用される場合もあります。チョコレートとさくらんぼの組み合わせが好きな人に向けたケーキとして、洋菓子の定番の一つに数えられます。

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