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用語名称(日本語、外国語)
鶴の子餅(つるのこもち)、鶴の子(つるのこ)
英語:crane’s egg mochi、red and white egg-shaped suama、tsurunoko mochi
意味
鶴の子餅とは、上新粉(うるち米の粉)を主原料に砂糖を加えて蒸し、熱いうちに搗き上げた餅菓子「すあま(寿甘・素甘)」を、鶴の卵の形に成形したものです。
多くの場合、紅白に染め分けて作られ、卵型の滑らかな表面が特徴です。
すあま自体は控えめな甘さとモチモチした食感が魅力で、餡を入れないシンプルなものが基本ですが、店によっては中にあんを入れたり、より上質な上白糖や和三盆を使ったりして仕上げることもあります。
鶴は「鶴は千年」ということわざから長寿の象徴とされ、その卵をかたどることで縁起の良さを表しています。鳥の子餅(もち米で作るもの)と似ていますが、鶴の子餅は主にすあまで作られる点が異なります。
用語を使う場面・対象となる食品
この用語は、主にお祝い事の席で登場します。七五三、入学・卒業式、成人式、出産祝い、誕生祝い、結婚祝いなどのハレの日(慶事)に、紅白の鶴の子餅を詰めた重箱や箱詰めを贈ったり、配ったりします。末永く続く幸せを願う意味が込められ、地域によっては高級な祝儀菓子として扱われます。
対象となる食品は、すあまをベースにした卵型の餅菓子です。普段のすあまが蒲鉾状であるのに対し、鶴の子餅は卵型に成形することで特別感を出しています。
通販や和菓子店では、8個入りなどの箱詰めが一般的で、のし紙を付けて贈答用に用意されることが多いです。
鶴の子餅は、日常的に食べるお菓子というより、人生の節目で気持ちを伝えるための和菓子として親しまれています。シンプルながらも見た目の可愛らしさと縁起の良さが、贈る側・受け取る側の心を和ませる一品です。

