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用語名称(日本語、外国語)
藤団子(とうだんご)
英語:Tōdango
意味
藤団子は、愛知県名古屋市熱田区の熱田神宮周辺で作られる伝統的な干菓子です。
五色の輪状の生地(紫、白、桃色、黄、緑)を細い麻ひもで結び、垂れ下がる藤の花房の形に見立てたものです。
生地は砂糖と寒梅粉を練り合わせて細く伸ばし、きれいな輪に成形した後、乾燥させて仕上げます。
工程全体で約3日かかる手作業が特徴で、見た目の雅やかさと軽い歯ざわり、口の中でほどけるような食感が魅力です。別名「十団子」と呼ばれることもあります。
用語を使う場面・対象となる食品
主に熱田神宮の参拝土産や季節の贈答品、茶席の茶菓子として用いられます。
特に毎月15日の神宮献茶会に合わせて作られることが多く、春の藤の季節やお祝いの場で親しまれています。現在はきよめ餅総本家が江戸時代にあった名物を復元して販売しており、観光客や地元の人に長く愛されています。
五色の輪は薬玉の色合いとも重なり、五穀豊穣や病封じの祈りを込めた意味もあると言われています。
麻ひもで結ばれた姿は「人の輪」を象徴し、場を華やかにするお菓子として、日常のコーヒータイムから格式ある茶道の席まで幅広く楽しめます。

