用語名称(日本語、外国語)
豆乳(とうにゅう)
英語:soy milk(ソイミルク)、soya milk
フランス語:lait de soja
中国語:豆浆(ドウジャン)
意味
豆乳は、大豆を水に浸してすりつぶし、煮てから濾した乳状の液体です。
大豆固形分8%以上(大豆たんぱく質換算3.8%以上)を含むものをJAS規格で「豆乳」と呼び、主に無調整豆乳を指します。
無調整豆乳は大豆と水だけを原料とし、砂糖や塩、香料などを加えていないため、大豆本来の風味が強く残ります。
一方、調整豆乳は飲みやすくするために砂糖や油脂などを加えたもので、豆乳飲料はさらに果汁などを加えて風味付けしたものです。これらは大豆固形分の含有量で区別され、無調整豆乳が最も大豆成分を多く含みます。
栄養面では、植物性たんぱく質を豊富に含み、イソフラボン、レシチン、サポニンなどの成分も特徴です。牛乳に比べて低カロリー・低脂肪・コレステロールゼロで、乳製品アレルギーがある人や植物性食品を求める人にとって便利な代替材料となります。200g程度(コップ1杯)でたんぱく質約6-7g程度を含みます(文部科学省食品成分表2020年版に基づく一般値)。
用語を使う場面・対象となる食品
お菓子作りでは、牛乳の代わりに使うことで乳製品不使用のスイーツが作れます。
特に無調整豆乳は大豆の旨みとコクを活かした仕上がりになり、調整豆乳はほのかな甘みで初心者向けです。
主な使い方として、プリンやブランマンジェ、ムースなどの冷たいデザートに欠かせません。豆乳プリンはゼラチンや寒天で固め、なめらかな口当たりに仕上がります。
焼き菓子ではクッキーやマフィン、ホットケーキの生地に置き換え可能で、しっとりとした食感を与えます。もちもち食感の豆乳もちや、豆乳をベースにしたチョコレートプリンも人気です。
また、アイスクリームやゼリー、フレンチトースト風スイーツにも活用されます。
豆乳は加熱しても分離しにくい性質があるため、煮詰めてカスタード風にしたり、レンジで簡単にデザートを作ったりする場面が多いです。ベーキングでは牛乳と同じ分量で代用できますが、風味が大豆寄りになるので、きな粉や黒蜜と組み合わせると相性が良くなります。
最近は植物性食品の需要が高まり、ヴィーガン対応スイーツやヘルシーおやつでよく見られます。
市販の成分無調整豆乳を使うと、大豆の自然な甘みとコクが活き、余った分をそのまま飲める利点もあります。

