用語名称(日本語、外国語)
同割(どうわり)
英語:equal parts、equal ratio
フランス語:quatre-quarts(カトル・カール)
意味
同割とは、複数の材料を同じ分量(1:1や1:1:1など)で配合することを指します。お菓子作りでは重量ベースで材料を等量に揃える配合法のことで、基本的なバランスを保ちやすいのが特徴です。
例えば「3同割」なら3つの材料を同じグラム数で、「4同割」なら4つの材料を同じグラム数で使うという意味になります。
料理全体でも使われる用語ですが、製菓では特に生地の黄金比として重宝されます。この方法は材料の比率を覚えやすく、失敗が少ない点が利点です。
用語を使う場面・対象となる食品
お菓子作りでは、主に焼き菓子の基本配合を決める際に登場します。
初心者でも材料の量を量りやすいため、家庭での手作りからプロのレシピ開発まで幅広く使われます。
具体例として代表的なのは4同割のパウンドケーキ(またはカトル・カール)です。バター、砂糖、卵、小麦粉をそれぞれ同じ重量(例:各200g)で配合します。これが基盤となり、風味や食感を調整するために少しずつ割合を変える応用が可能です。マドレーヌやフィナンシェなどの焼き菓子でも、卵・砂糖・小麦粉・バターを4同割にした基本生地がよく見られます。
また3同割は、スポンジケーキの基本生地(卵・砂糖・小麦粉を同量)で使われることがあります。油脂を加えない軽い食感のケーキに向いています。他にもクッキー生地でバターと砂糖を同割りにしたり、TPT(タンプルタン:アーモンドプードルと粉糖を同割)のような補助材料の混合でも活用されます。
和菓子や他の料理では、調味料の割り(例:酒・醤油・みりんを同量)としても「同割」が使われますが、お菓子辞典の文脈では洋菓子の配合理論を中心に扱うのが一般的です。
この用語を知っていると、レシピ本の配合表を素早く理解でき、自分でアレンジする際の目安にもなります。

