用語名称(日本語、外国語)
カスター(Custer / Custard machine の略称・業界用語)
意味
カスターとは、製菓・製パンの現場で使われる業界用語で、カスタードクリーム(custard cream)を加熱しながら攪拌して炊き上げる専用機、またはその工程を指す言葉である。
一般的な日本語として定着した正式名称ではなく、「カスタードを炊く機械=カスタードマシン(custard machine)」を略して「カスター」と呼ぶ現場用語として使われるケースが多い。
この機械は、卵・牛乳・砂糖・でんぷん(または小麦粉)を均一に混ぜながら加熱することで、ダマや焦げ付きを防ぎつつ、なめらかなカスタードクリームを安定して製造できる点に特徴がある。
手鍋での炊き上げに比べ、温度管理や攪拌の再現性が高く、大量生産や品質の均一化に向いている。
用語を使う場面・対象となる食品
カスターという言葉は、主に製菓工場やベーカリー、和洋菓子の製造現場で用いられる。とくに以下のような場面で使われることが多い。
・カスタードクリームを仕込む工程(「カスターで炊く」などの表現)
・製造ラインにおける設備名称(例:カスター機、カスターライン)
対象となる食品は幅広く、カスタードクリームを使用する菓子全般に及ぶ。代表例は次の通り。
・シュークリーム
・エクレア
・クリームパン
・タルト類
・プリン系菓子(ベースとして使用する場合)
これらの製品では、クリームのなめらかさや粘度が品質を左右するため、安定した炊き上げができるカスター機の導入が重視される。
