用語名称(日本語、外国語)

木苺(きいちご)

英語ではraspberry(ラズベリー)、フランス語ではframboise(フランボワーズ)と表記されることが多いです。他の言語ではドイツ語でhimbeere(ヒンベーレ)、イタリア語でlampone(ランポーネ)などがあります。

意味

木苺とは、バラ科キイチゴ属(学名:Rubus)に属する植物の果実を指す総称です。特に洋菓子や製菓の現場では、主に赤い実のラズベリー(Rubus idaeusなど)を意味します。小さな粒状の果実(小核果)が集まってできた集合果で、1〜2cm程度の丸みのある形をしています。甘酸っぱい味わいが特徴で、新鮮なものは香りも豊かです。日本では自生する野生種も木苺と呼ばれ、ニガイチゴ(野いちご)のような品種がありますが、お菓子作りでは主に栽培された赤い実のものが使われます。ブラックベリーなど黒や紫色の仲間も同じ属に含まれますが、木苺として扱う場合は赤いものを中心に考えます。

木苺の実の表面は細かい粒が並び、果汁が多くて柔らかいため、扱う際は傷つきやすい点に注意が必要です。冷凍品(IQF:個別瞬間冷凍)として流通するものも一般的で、フレッシュに比べて酸味がやや強く感じられる場合があります。

用語を使う場面・対象となる食品

お菓子の世界では、木苺はフランス菓子を中心に欠かせないフルーツとして登場します。たとえばタルトやケーキのデコレーションに生の果実をそのままトッピングしたり、ムースやジュレに混ぜて酸味を加えたりします。ジャムやソースに加工して、スポンジケーキの間に挟んだり、ガナッシュの風味付けに使ったりするのも一般的です。クラシックなフランス菓子では、フランボワーズの名でレシピに登場し、ピンクや赤の色合いを活かしたビジュアル効果も期待できます。

具体的な対象食品としては、フランボワーズタルト、ベリー系のムースケーキ、チョコレートとの組み合わせ(ミルクチョコガナッシュなど)、ギモーヴ(マシュマロ風のお菓子)、サブレ生地への練り込み、プリンやパンナコッタのアクセントなどが挙げられます。また、果実酒やシロップのベースとしても利用され、家庭のお菓子作りからプロのパティシエの仕事まで幅広く使われます。日本国内では秋田県や北海道、山形県などで商業栽培が行われており、輸入品と合わせて年間を通じて手に入りやすい素材です。

木苺を扱うときは、酸味が強いため甘いクリームやチョコレートと合わせるとバランスが良くなります。冷凍品を使う場合は解凍せずにそのまま加えるレシピも多く、果実の形を保ちやすい点が便利です。

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