用語名称(日本語、外国語)

黄粉(きなこ、黄な粉)

英語では「kinako」または「roasted soybean flour(ローストソイフラワー)」と表記される。

意味

黄な粉は、大豆を焙煎したあと細かく挽いて粉末状にした食品だ。名前の由来は「黄なる粉」で、黄色みがかった色合いから来ている。焙煎の工程で大豆特有の生臭みが抜け、香ばしい風味とほのかな甘みが加わる。原料は主に黄大豆を使い、皮をむいてから挽く場合が多いため、舌触りが滑らかになる。青大豆を原料にした淡緑色のものは「うぐいす粉」や「青きな粉」と呼ばれる別物だ。

製造の基本はシンプルで、大豆を220℃前後で短時間焙煎し、冷ました後に粉砕機で挽いてふるい分ける。家庭で作る場合は、乾燥大豆をフライパンで焦がさないよう乾煎りしてからミルサーなどで粉末にすると良い。市販品は工場で安定した品質で大量生産されている。

用語を使う場面・対象となる食品

黄な粉は主に和菓子でよく使われる。代表的な例として、安倍川餅(もちに砂糖を混ぜた黄な粉をまぶす)、わらび餅、くず餅、白玉団子、おはぎなどがある。これらの菓子では、もちや餅の表面に黄な粉をまぶして香ばしさを加え、食感を引き立てる役割を果たす。砂糖や少量の塩を一緒に混ぜて使うのが一般的だ。

和菓子以外にも、洋菓子で活用される場面が増えている。クッキーやフィナンシェの生地に練り込んだり、ロールケーキのクリームに混ぜたり、チョコレートに取り入れたりする。ベーカリーではきな粉パンやきな粉揚げパン、ドーナツのトッピングとして登場する。また、牛乳や豆乳に溶かしてドリンクにしたり、ヨーグルトやスムージーに加えたりする日常的な使い方も目立つ。

黄な粉は大豆を丸ごと使っているため、タンパク質や食物繊維が豊富で、栄養面でも注目される食材だ。和菓子の素朴な味わいを支えるだけでなく、現代の菓子作りでは香ばしさをプラスする調味料のような存在として欠かせない。

免責事項

商品紹介等については、公式サイトおよび公開情報を基に作成しております。
記載内容は掲載時時点での参考値です。商品仕様は予告なく変更される場合があります。
購入・ご利用の際は必ず最新のパッケージ表示または公式情報をご確認ください。特に食物アレルギーをお持ちの方は原材料を十分にご確認の上お求めください。
本記事の内容ならびに画像の一部にAIを使用している場合があります。
画像はイメージの場合があり、説明内容とは異なる場合があります。
当記事の内容により生じた損害について、作成者は一切の責任を負いません。