用語名称(日本語、外国語)

玉露(ぎょくろ)

Gyokuro

意味

玉露は、日本茶のなかでも最高級とされる緑茶の一種です。収穫の約20日前から茶園全体をよしずやわら、寒冷紗などの資材で覆い、日光をほぼ完全に遮る「覆下栽培」という方法で育てられます。この過程で、茶葉に含まれる旨味成分のテアニンが増え、渋み成分のカテキンが抑えられるため、濃厚でまろやかな甘みと深いコクが生まれます。
さらに、葉緑素が増えて鮮やかな緑色になり、海苔や昆布を思わせる独特の「覆い香」と呼ばれる香りも加わります。日本茶業中央会の緑茶表示基準では、こうした20日程度の被覆を経て煎茶と同じ工程で仕上げたものを玉露と明確に定めています。煎茶が爽やかな渋みを重視するのに対し、玉露は旨味を極めた味わいが特徴で、緑茶の最高峰と呼ばれる所以です。

用語を使う場面・対象となる食品

お菓子作りでは、玉露の茶葉を粉末にしたり、細かく刻んで生地に練り込んだり、濃く抽出した液を加えたりして風味付けに活用します。茶葉そのものの旨味と香りが、甘いお菓子の味わいを深く引き立てるため、和菓子から洋菓子まで幅広い場面で登場します。

たとえば、米粉や小麦粉を使った焼菓子では、玉露を加えたクッキーやフィナンシェ、ロールケーキが生まれます。茶葉をあんに混ぜた蒸しまんじゅうや、玉露餡を羽二重餅で包んだ上生菓子も代表例です。また、チョコレート菓子やおかき、ジェラート、プリンなどの洋風スイーツに取り入れるケースも増え、玉露のまろやかな旨味がチョコレートの甘みや乳製品のコクとよく合います。

茶殻を捨てずに再利用するレシピでは、刻んだ茶葉をクッキー生地や蒸し菓子に混ぜる方法も一般的で、無駄なく風味を活かせます。このように、玉露は単なる飲み物を超えて、お菓子の隠し味や主役級の素材として、味わいに奥行きを与える存在です。

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