用語名称(日本語、外国語)

日本語では「アイスクリーム・コーン」や単に「コーン

英語圏では「ice cream cone」または「cone」と表記されます。また、北アイルランドでは「poke(ポーク)」や「cornet(コルネット)」という呼び名もあります。

意味

コーンとは、円錐形に成形された食べられる容器のことです。
主に小麦粉をベースにしたウエハース生地を薄く焼いて作られ、ワッフルに似たサクサクとした食感が特徴です。
「cone」という言葉自体は円錐形を意味する英語で、トウモロコシ(corn)とは全く関係ありません。スペルが「CONE」であるため、よく混同されやすいのですが、原料にトウモロコシを使うことは通常ありません。

この容器の歴史は意外と古く、1825年のフランスの料理本にすでに「小さなワッフルを巻いて作る方法」が記されています。1888年にはイギリスの料理研究家アグネス・B・マーシャルが、アーモンドを使ったコルネットのレシピを本に載せました。本格的に普及したのは20世紀初頭のアメリカで、1904年のセントルイス万博が大きなきっかけとなりました。当時、アイスクリームを紙皿やボウルに入れて売っていましたが、容器が足りなくなった際に、近くのワッフル売り場で焼いた生地を円錐形に巻いて代用したのが始まりとされています。イタロ・マーチオニーというイタリア系移民も1896年頃から食用カップを販売し、1903年に型に関する特許を取得しました。

その後、1912年に機械でコーンを巻く装置が発明され、大量生産が可能になりました。現在では世界中で年間何十億個も作られていて、シンプルな形ながらお菓子業界に欠かせない存在です。
コーン自体は軽くて脆いので、アイスクリームの水分を吸わないよう工夫されたものも多く、チョコレートを内側に塗ったタイプなどは溶けにくく食べやすいです。

用語を使う場面・対象となる食品

コーンは、主にアイスクリームやソフトクリームを入れる容器として使われます。
屋台やアイスクリームショップ、カフェ、イベント会場、家庭でのデザートタイムなど、さまざまな場面で登場します。手で持ってそのまま食べられるため、ボウルやスプーンが不要になり、移動しながら楽しむのにぴったりです。
例えば、夏祭りの屋台でソフトクリームを買うとき、コンビニのアイスコーナーで見かけるカップアイスとは違う「持って歩ける」スタイルがコーンの魅力です。

対象となる食品はアイスクリーム全般ですが、特にソフトクリームとの相性が抜群です。
硬めのアイスクリームを乗せたシングルやダブル、トッピングを加えたものまで幅広く対応します。また、最近ではヨーグルト風の冷たいデザートや一部のジェラートにも使われることがあります。
種類によって食感が変わるので、店員さんがおすすめするワッフルコーンは香ばしく厚みがあり、ケーキコーン(ウエハースコーン)は軽くてサクサク、シュガーコーンは甘みが強め、プレッツェルコーンは塩味がアクセントになるなど、選ぶ楽しみもあります。
チョコレートをコーティングしたものや、ダブルコーン(二重構造)のように溶け防止の工夫がされたタイプも増えていて、シーンに合わせて使い分けられます。

日本では、ソフトクリームの定番容器として特に親しまれていて、大手メーカーが国内シェアの大部分を占めています。子供から大人まで、誰もが一度は手に取ったことがある身近なお菓子用語です。

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