用語名称(日本語、外国語)
エンゼルケーキ(英:Angel cake/Angel food cake)
意味
エンゼルケーキとは、主に卵白・砂糖・小麦粉を使って作る、非常に軽くてふんわりとした食感のスポンジケーキの一種である。特に英語圏では「Angel food cake(エンジェルフードケーキ)」と呼ばれ、卵黄やバターを使わない点が大きな特徴とされる。
生地は卵白をしっかり泡立てたメレンゲをベースに作られる。そこへ砂糖とふるった小麦粉を加え、泡をつぶさないように丁寧に混ぜて焼き上げる。この製法により、きめ細かく、軽く弾力のある独特の口当たりが生まれる。
また、油脂を使わないため後味がさっぱりしており、シフォンケーキと似た見た目ながらも、より軽やかな食感に仕上がる点で区別される。型は中央に穴の開いた専用のチューブ型を使用することが多く、焼成後は逆さにして冷ますことで生地の縮みを防ぐ。
名称の「エンゼル(天使)」は、その白く軽い見た目や口どけの良さが、天使のように繊細であることに由来するとされている。
用語を使う場面・対象となる食品
エンゼルケーキという用語は、主に以下のような場面で用いられる。
・洋菓子の分類やレシピ解説において、卵白主体の軽いケーキとして紹介する場合
・製菓学校や専門書で、メレンゲ生地の応用例として説明する場面
・カフェやベーカリーで、軽めのデザートメニューとして提供する際の名称
・フルーツやホイップクリームを添えたシンプルなデザートのベースとして扱う場合
対象となる食品としては、単体のケーキだけでなく、ベリーソースや生クリームを添えたアレンジデザート、あるいは層状に重ねたトライフルの一部としても利用される。
