用語名称(日本語、外国語)

エンゼル型(Angel food cake pan/Tube pan)

意味

エンゼル型とは、中央に筒状の突起(チューブ)が付いた円形の焼き型を指す。英語では「Angel food cake pan」または「Tube pan」と呼ばれる。

最大の特徴は、中心に空洞がある構造だ。この形状により、生地の内側まで均一に熱が伝わる。その結果、焼きムラが起こりにくく、ふんわりと軽い食感のケーキを安定して焼き上げることができる。

また、多くのエンゼル型は底が取り外せる「底抜け式」になっている。焼成後に型から外しやすく、繊細で崩れやすい生地にも対応しやすい点が利点といえる。さらに、内側の筒部分に脚が付いたタイプもあり、逆さにして冷ますことで生地の縮みを防ぐ工夫がされている。

素材はアルミニウムやスチールが一般的で、特にアルミ製は熱伝導がよく、軽い仕上がりのケーキに向いている。

用語を使う場面・対象となる食品

エンゼル型は、軽くて空気を多く含む生地を焼く場面で使用されることが多い。代表的な例として、卵白を主体にしたエンゼルフードケーキが挙げられる。

そのほかにも、以下のような食品に使われる。
・シフォンケーキ
・バターケーキ(高さを出したい配合の場合)
・スポンジ生地(均一に焼きたい場合)

特にシフォンケーキでは、焼成後に逆さにして冷ます工程が重要になる。その際、中央の筒と脚付き構造を持つエンゼル型が適している。こうした構造が、焼き上がりの体積維持としっとり感の保持に役立つ。

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