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用語名称(日本語、外国語)
ダリヨル
フランス語:dariole、moule à dariole
意味
ダリヨルとは、口がやや広がった円筒形(またはバケツ形)の型のことです。
フランス語で「moule à dariole(ムル ア ダリオル)」と表記し、高さは通常6〜10cm程度で、コルク栓のようなシルエットが特徴です。
この型は生地を入れて焼く際に、底が狭く上部が広い形状が焼き上がりの見た目を整え、シロップの染み込みを良くする役割を果たします。
元々は中世フランスで使われ始めた小型の菓子型で、プチフールやプリンなどにも応用されますが、お菓子の世界では特にババ(baba)作りに欠かせない道具として知られています。
用語を使う場面・対象となる食品
主にフランス伝統菓子のババを焼く場面で登場します。
ババはレーズンを練り込んだブリオッシュ風の発酵生地をダリヨル型に入れて焼き上げ、ラム酒入りのシロップをたっぷり染み込ませたお菓子です。型から出してシロップに浸す工程で、独特の筒状のフォルムが美しく仕上がります。
サヴァラン(savarin)ではリング状の専用型を使うことが多いですが、ダリヨル型を代用したり、ババと呼び方を混同して使うケースも現場では見られます。また、プリンやカスタード系の小さな焼き菓子、昔ながらのダリオール菓子(パフペイストリーにカスタードを詰めて焼くもの)にもこの型が使われます。
ダリヨル型はアルミニウムやシリコン製のものが一般的で、家庭用からプロ用までサイズが揃っています。
生地を型に流し込む前にバターを薄く塗って離型を良くするのがポイントです。
この型を使うことで、焼き上がりに高さが出て、シロップを吸ったときのしっとり感が均一になります。

