用語名称(日本語、外国語)
エンサイマーダ(Ensaimada)
意味
エンサイマーダとは、スペイン・バレアレス諸島のマヨルカ島発祥の菓子パンで、渦巻き状に成形された軽い食感の発酵生地が特徴である。名称は、ラード(豚脂)を意味するカタルーニャ語「saïm」に由来し、生地にラードを練り込む伝統的な製法を指している。
生地は小麦粉、砂糖、卵、水、酵母などを基本とし、発酵させた後に細長く伸ばして巻き上げ、円形または渦状に整形して焼き上げる。焼成後は粉砂糖を表面にふりかけることが多く、軽やかな甘さとふんわりとした口当たりが特徴である。
現地ではシンプルな無地のものに加え、カスタードクリーム、チョコレート、かぼちゃのペースト(カベリョ・デ・アンヘル)などを詰めたバリエーションも広く親しまれている。
用語を使う場面・対象となる食品
エンサイマーダという用語は、主に以下のような場面で使用される。
・スペイン菓子やヨーロッパの伝統菓子を紹介する際
・ベーカリー商品や輸入菓子の名称として
・発酵菓子パンの分類や解説において
・製菓・製パンの専門分野で、地域特有の菓子を説明する文脈
具体的には、海外のパン文化を扱う記事や、スペインフェア・物産展、ベーカリーの商品説明などで見かける機会が多い。日本でも輸入品や専門店で取り扱われることがあり、軽い食感の甘いパンとして紹介されることが一般的である。
