用語名称(日本語、外国語)

エングリッシャーホッハツァイツクーヘン(English Wedding Cake/Englischer Hochzeitskuchen)

意味

エングリッシャーホッハツァイツクーヘンとは、イギリスの伝統的な結婚式で供される濃厚なフルーツケーキを指す用語である。日本語では「イングリッシュ・ウェディングケーキ」とも呼ばれる。

この菓子は、小麦粉・バター・砂糖・卵を基本に、レーズンやカレンツ、ドライフルーツ、ナッツなどをたっぷりと混ぜ込んだ重厚な生地が特徴である。焼き上げた後、ブランデーやラム酒などの酒類をしみ込ませて熟成させる工程が一般的で、保存性が高く、時間の経過とともに風味が深まる。

外側はマジパンやアイシング(砂糖衣)で覆われ、純白の装飾が施されることが多い。これは結婚式の象徴である「純潔」や「祝福」を表す意匠として定着している。

用語を使う場面・対象となる食品

この用語は、主に以下の場面で使用される。

・イギリス式またはヨーロッパ伝統様式の結婚式におけるウェディングケーキの説明
・ドライフルーツを多く使用した熟成型ケーキの分類や解説
・製菓学校や専門書における伝統菓子の紹介

対象となる食品は、いわゆる軽いスポンジケーキではなく、どっしりとしたフルーツケーキ系のウェディングケーキである。クリーム主体の現代的なケーキとは異なり、保存性と熟成による味わいの変化を重視する点に特徴がある。

また、イギリスでは結婚式後にケーキの一部を保存し、子どもの洗礼や記念日に食べる習慣も知られており、長期保存を前提とした配合や製法が採用されている。

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