用語名称(日本語、外国語)
コンデンスミルク
英語:sweetened condensed milk
意味
コンデンスミルクは、牛乳の水分を蒸発させて濃縮したあと、砂糖を加えて作られる液状の乳製品です。日本では加糖練乳とも呼ばれ、甘さが強くとろりとした粘度が特徴になります。厚生労働省が定める乳等省令では、乳脂肪分8.0%以上、乳固形分28.0%以上、水分27.0%以下、糖分(乳糖を含む)58.0%以下という成分規格が設けられています。この加工のおかげで、通常の牛乳より長く保存でき、風味も濃厚に仕上がります。無糖のものはエバミルクや無糖練乳と区別され、甘くないため用途が異なります。
用語を使う場面・対象となる食品
お菓子作りでは、甘みとミルクのコクを一気に加えられる便利な材料としてよく登場します。
たとえば、ホワイトチョコレートと合わせて溶かし、生チョコのベースにしたり、クッキー生地に練り込んで優しい甘さと柔らかい食感を出したりします。
また、プリンやチーズケーキの生地に混ぜると、滑らかな口当たりと豊かなミルク風味が加わります。さらに、缶詰のまま長時間煮詰めて自家製のキャラメルソース(ドゥルセ・デ・レチェ)に変える方法も人気です。
対象となる食品は、主に洋菓子全般で、ロールケーキ、ガトーショコラ、アイスクリーム、蒸しパン、フロランタン風クッキーなど幅広いレシピに使われます。和風スイーツのアレンジとして、抹茶ゼリーや黒豆入りの蒸しパンに加えるケースも増えています。
直接かけるだけではなく、加熱して風味を深めることで、さまざまなデザートに深みを出す役割を果たします。
