用語名称(日本語、外国語)
朝生(あさなま)/Fresh Japanese confectionery (same-day fresh wagashi)
意味
朝生とは、和菓子業界で使われる分類用語のひとつで、「その日の朝に作られ、当日中に食べることを前提とした生菓子」を指します。主に水分量が多く、保存性が低い和菓子が該当します。
代表的な特徴は以下の通りです。
・製造当日の販売・消費が基本
・防腐のための強い加熱や乾燥を行わない
・柔らかく、みずみずしい食感が中心
・餅・あん・生地の風味が時間とともに変化しやすい
具体例としては、豆大福、草餅、桜餅、うぐいす餅、団子などが挙げられます。これらは時間の経過によって硬化や風味の劣化が進むため、購入後はなるべく早く食べることが推奨されます。
なお、「生菓子」という大分類の中でも、特に日持ちのしないものを現場で区別する目的で「朝生」という呼び方が使われています。
用語を使う場面・対象となる食品
朝生という用語は、主に以下のような場面で使われます。
・和菓子店の販売現場
「本日の朝生です」といった形で、その日限りの商品を示す際に使われます。
・製造・仕入れ管理
日持ちしないため、製造数量や販売計画を調整する必要があり、他の商品(干菓子や半生菓子)と区別するために用いられます。
・季節商品や行事菓子
ひな祭りの草餅や、お彼岸のおはぎなど、季節行事に合わせて作られる和菓子の多くが朝生に該当します。
対象となる食品の例
・大福(豆大福、いちご大福など)
・餅菓子(草餅、うぐいす餅)
・団子類(みたらし団子、あん団子)
・おはぎ・ぼたもち
・桜餅(関東風・関西風ともに該当)
