用語名称(日本語、外国語)

ウェハース(英語:wafer)

意味

ウェハースとは、小麦粉・砂糖・油脂・水などを主原料とした薄焼きの焼き菓子である。専用の型で非常に薄く焼き上げた生地を特徴とし、軽くてサクサクとした食感を持つ。多くの場合、焼き上げた生地をそのまま食べるだけでなく、クリームやチョコレートを挟んで層状に仕上げる。

製造工程では、水分量を抑えた流動性のある生地(バッター)を金属製のプレートで挟み、高温で短時間に焼成する。これにより、内部の水分が飛び、薄く均一で軽い構造が生まれる。焼成後は冷却され、必要に応じてクリームをサンドし、カットして製品化される。

なお、「ウェハー(wafer)」と表記されることもあるが、日本の菓子業界では「ウェハース」という呼び方が一般的に定着している。

用語を使う場面・対象となる食品

ウェハースという用語は、主に以下のような菓子や製品で使用される。

・チョコレート菓子
薄いウェハース生地の間にクリームやチョコレートを挟み、外側をチョコレートでコーティングしたもの。軽い食感と甘味のバランスが特徴で、市販菓子として広く流通している。

・クリームサンド菓子
バニラやココア、ヘーゼルナッツなどのフレーバークリームを層状に挟んだタイプ。断面に見える多層構造が特徴で、食感の軽さと口どけの良さが重視される。

・アイスクリーム用コーン・カップ
アイスクリームの容器として使われるコーンやカップの一部は、ウェハースと同様の配合・製法で作られる。香ばしさと軽い歯ざわりがアイスと相性が良い。

・製菓素材
ケーキやデザートの装飾として、薄焼きのウェハースシートやスティック状の製品が用いられる。軽さを活かして食感のアクセントを加える目的で使われる。

・宗教・儀式用途
菓子とは異なるが、キリスト教の聖体拝領で用いられる薄焼きパンも英語で「wafer」と呼ばれる。ただし、これは無発酵の小麦生地で作られ、砂糖や油脂を含まない点で菓子のウェハースとは性質が異なる。

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