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用語名称(日本語、外国語)
ショートニング
英語:shortening
意味
ショートニングとは、主に植物油脂を原料とした固形または半固形の食用油脂です。常温で白っぽいクリーム状を保ち、無味無臭で水分をほとんど含まないのが特徴です。
名称の由来は英語の「shorten」で、「サクサクさせる」「ポロポロにする」という意味を持ちます。小麦粉の生地の中でグルテンの形成を抑え、食感を軽くしたり脆くしたりする働きを指します。
製造過程では、精製した油に水素添加や窒素ガスを加えることで可塑性(柔軟に形を変えられる性質)を持たせています。昔はラードの代用品としてアメリカで開発され、現在は植物性油脂が主流です。
用語を使う場面・対象となる食品
お菓子作りでは、クッキーやビスケットのサクサクした食感を出すために欠かせません。生地に練り込むことで小麦粉のタンパク質が水を吸って固くなるのを防ぎ、口どけの良い軽い仕上がりになります。ショートブレッドやパイ生地、クッキー生地に特に適しています。
また、ケーキ類ではバターと組み合わせることでボリュームを出しやすくしたり、フィリング(中身)やアイシングのベースとして使われることもあります。パン作りでは生地の伸びを良くし、柔らかい食感に仕上げる役割を果たします。
家庭でのお菓子作り以外にも、工場生産の焼き菓子や加工食品で広く用いられます。バターの代わりに使う場合が多く、風味を抑えたい時や保存性を高めたい時に選ばれます。マーガリンとは異なり、水分や乳成分が入っていないため、純粋に油脂の性質を活かした用途に向いています。
最近の製品では、トランス脂肪酸の含有量を大幅に低減したものが増えています。健康への配慮が進み、以前より安心して使えるようになっています。

