お菓子の名前(日本語)

かりんとう(かりん糖、花林糖)

お菓子の名前(外国語)

英語: Karinto / Karintō(fried dough cookies coated with sugar)

中国語(簡体字): 花林糖(Huālíntáng)

※かりんとうは日本独自の伝統菓子であるため、英語圏では固有名詞として「Karinto」がそのまま使用されることが多い。説明的に訳す場合は「Japanese deep-fried brown sugar snack」「fried dough cookies」などと表現される。

お菓子の分類

和菓子(干菓子)/揚げ菓子/膨化食品/駄菓子~高級菓子

どんなお菓子

かりんとうは、小麦粉を砂糖・水・イーストや食塩・重曹などとともに練り合わせて棒状に成形した生地を植物油で揚げ、黒砂糖や白砂糖で作った蜜をからめて乾燥させた日本の伝統的な揚げ菓子である。漢字では「花林糖」と当て字で表記されることもある。

最大の特徴は、油で揚げた生地の香ばしさと、表面をコーティングする蜜の甘さが一体となった独特の風味にある。外はカリッと、中はサクッとした食感が心地よく、一度食べ始めるとつい手が止まらなくなるお菓子として、老若男女を問わず長く愛されてきた。

かりんとうは庶民が慣れ親しんできた昔ながらの駄菓子としての顔を持つ一方で、銀座たちばなや麻布かりんとなどの高級和菓子店でも取り扱われ、贈答品としても重宝される。一袋100円台のスーパーの定番品から、一缶数千円の高級品まで、非常に幅広い価格帯で展開されているのもかりんとうの大きな魅力だ。

現代の日本では、伝統的な黒糖味に加えて、胡麻、抹茶、きなこ、蕎麦、野菜、珈琲、牛乳、ゆず、塩味など、実に多種多様なフレーバーが登場している。形状も、細長い棒状のものから太めのもの、円盤状のもの、短冊状のものまでさまざまで、地域ごとの個性も豊かである。

お菓子の名前の由来

「かりんとう」という名前の由来には諸説あり、はっきりとしたことはわかっていない。有力な説は主に二つある。

一つ目は、揚げたあとの見た目が「花梨(かりん)」という果樹の幹の色に似ていることから「花梨糖」と名づけられたとする説である。確かに、黒糖をまぶしたかりんとうの茶褐色は、花梨の木肌の色合いを彷彿とさせる。

二つ目は、食べたときに「カリッ」「カリカリ」という音がすることに由来するという説である。擬態語の「カリン」に「糖(とう)」を付けたもの、あるいは「ガリン(がりがりした)」の転訛に「ドウ(団子の意味)」が付いたものとする解釈もある。

漢字表記についても「花林糖」「花輪糖」「花梨糖」などいくつかのバリエーションがあり、これらはいずれも当て字であるとされている。文献上最も古い表記は、文化11年(1814年)の雑俳集『名付親』に見える「花輪糖」であるという。

また興味深いことに、九州地方では古くからかりんとうのことを「オランダ」と呼ぶ地域がある。弘化年間(1844〜1848年頃)の滑稽本『魂胆夢輔譚(こんたんゆめすけばなし)』には「成らんだのかりん糖」という表現があり、これが「オランダのかりんとう」をもじっているとする研究もある。このことは、かりんとうが南蛮菓子に由来するという説の傍証とも言われている。

お菓子の歴史

かりんとうの歴史は非常に古く、その起源は諸説あるが、大きく分けて「唐菓子起源説」と「南蛮菓子起源説」の二つがある。

唐菓子起源説によれば、奈良時代(8世紀頃)に遣唐使によって日本にもたらされた唐菓子がかりんとうの原型であるとされる。この唐菓子は「捻頭(むぎかた)」や「糫餅(まがり)」と呼ばれる、小麦粉を練って油で揚げた菓子であり、当時の上流階級に珍重された。ただし、この時代の唐菓子と現在のかりんとうの間に、直接的かつ連続的なつながりがあるかどうかは定かではない。

南蛮菓子起源説では、戦国時代以降にスペインやポルトガルから伝わった菓子がルーツであるとされる。実際にスペインには「ペスティーニョ」と呼ばれる、かりんとうに酷似した揚げ菓子がある。兵庫県姫路地方の「播州かりんとう」は、姫路藩の家老・河合寸翁による経済振興策の一環として、長崎に菓子職人を派遣して西欧の製菓技術を学ばせたことで誕生したと伝えられている。

文献上で「かりんとう」の名前が明確に登場するのは江戸時代後期である。天保年間(1830〜1844年)に、江戸の深川六間堀にあった山口屋吉兵衛が「かりんたう」の名で売り出したのが最初とされ、売り子を使った行商によって江戸の名物として広まった。一時は200人もの売り子が市中を回ったという記録も残っている。

現在のような黒糖をまぶしたかりんとうが生まれたのは、明治8年(1875年)のことである。浅草仲見世の飯田屋が、当時高価であった白砂糖の代わりに庶民でも手に入りやすい黒糖を使い、地粉を棒状にして油で揚げ黒糖をつけたものを売り出したところ大変な好評を博した。これが大衆の支持を得て下町一帯に広まり、その後、大正時代に天津甘栗に代わる菓子として大量生産の技術が確立されると、全国各地にも広がっていった。

戦後はかりんとうメーカーの合併や機械化が進み、均一な品質の製品が大量に流通するようになった。近年では、かりんとう専門店の登場や、多彩なフレーバー展開、テレビ・雑誌での紹介などにより、かりんとうは新たなブームを迎えている。

発祥の地

かりんとうの発祥地については諸説あり、一つの地域を明確に特定することは難しい。ただし、歴史的な経緯を整理すると、以下の地域がかりんとうの発展に大きく関わっている。

まず唐菓子起源説に基づけば、日本でのかりんとうの出発点は奈良時代の都(現在の奈良県)ということになる。遣唐使が持ち帰った唐菓子は、奈良や京都の貴族社会で珍重された。

「かりんとう」という名前の発祥は東京(江戸)である。天保年間に深川の山口屋吉兵衛が「かりんたう」として売り出し、明治期には浅草の飯田屋が現在の黒糖かりんとうの原型を作った。東京は現在も「東京三大かりんとう」(銀座たちばな、湯島花月、浅草小桜)に代表される名店が集中するかりんとうの中心地である。

一方、関西では兵庫県姫路市を中心とした播州地方がかりんとうの一大産地として知られている。南蛮菓子の技術を取り入れて発展した「播州かりんとう」は、駄菓子としての文化を色濃く残しており、現在も常盤堂製菓をはじめとする老舗メーカーが操業している。

東北地方にも独自のかりんとう文化があり、秋田県にかほ市金浦の渥美菓子店のかりんとうや、宮城県大崎市岩出山地区の名物かりんとう(一斗缶での販売が有名)など、全国各地にご当地かりんとうが根付いている。

有名な商品(メーカー名と商品名と販売価格)

かりんとうは、老舗の高級専門店からスーパーで手に入る大手メーカー品まで、幅広い商品が流通している。以下に代表的なものを紹介する。

【高級かりんとう・老舗専門店】

銀座たちばな「さえだ」「ころ」
1909年(明治42年)創業の東京三大かりんとうの一角。「さえだ」は細身で軽い食感、「ころ」は丸みを帯びた太めの形状。銀座の店舗でしか購入できず、通販は行っていない。角缶1号(さえだ+ころ2種入り)が約2,200円、丸缶(小)が約2,200円、丸缶(中)が約4,700円。

浅草小桜「かりんとう(細口・さくら)」
浅草にある老舗で、東京三大かりんとうの一つ。小ぶりで上品な細口かりんとうが人気。1袋約970円前後。

湯島花月「かりんとう」
東京三大かりんとうの一角を占める湯島の名店。大正11年創業。落ち着いた甘さと上品な風味で知られる。1袋約1,000円前後。

麻布かりんと「麻布かりんと」「渦巻きかりんと」など
約50種類以上のフレーバーを展開するかりんとう専門店。和風・洋風を問わない多彩なラインアップが人気。小袋1袋約430円。

日本橋錦豊琳「きんぴらごぼうかりんとう」「洗双糖かりんとう」など
東京駅グランスタなどで人気のかりんとう専門店。野菜やきんぴらごぼうなど和の素材を生かしたユニークな商品が特徴。1袋約380円〜。詰め合わせ(6個セット)で約1,728円。

旭製菓
大正13年創業の老舗かりんとう専門店。全国菓子大博覧会で名誉総裁賞を4年連続受賞。東京都西東京市に直売所がある。詰め合わせセットが約1,000円〜。

【スーパー・コンビニで買える大手メーカー品】

東京カリント「煉蜜(ねりみつ)かりんとう」
極太の生地に独自の二度がけ製法で蜜を絡めた人気商品。150g入りで希望小売価格約300円前後。スーパーでは200〜280円程度で販売されることが多い。

金澤兼六製菓「かりんとうギフト」
黒ごま・きなこ・珈琲など複数の味がセットになったギフト向け商品。各種ランキングで上位常連。詰め合わせ(MKT-20R)で約2,000円前後。

三幸製菓「三幸のかりんとう」
全国のスーパーで広く流通している定番商品。1袋約150〜250円程度。

※上記の価格は目安であり、店舗や時期により変動する。

味や食感などの特徴

かりんとうの味と食感には、大きく分けて「黒かりんとう」と「白かりんとう」の二つの系統がある。

黒かりんとうは、黒砂糖で作った蜜をたっぷりと絡めたもので、コクのある深い甘みと独特の風味が特徴だ。黒糖にはミネラル分が豊富に含まれており、ただ甘いだけではないまろやかな味わいを生み出している。外側の蜜が固まった層がキャンディーのように重なり、カリッとした歯ざわりを楽しめる。

白かりんとうは、上白糖やグラニュー糖、牛乳などを使った蜜でコーティングしたもので、黒かりんとうに比べてあっさりとした上品な甘さが持ち味である。見た目にも色が淡く、上品な印象を与える。

いずれの場合も、180度前後の高温の植物油で揚げた生地の香ばしさが土台にあり、この香ばしさと蜜の甘みの組み合わせがかりんとう独特の風味を構成している。生地にはイーストが使われることが多く、発酵の過程で生まれる気泡がサクサクとした軽い食感をもたらす。

関東と関西ではその食感に違いがある。関東のかりんとうは生地の発酵を長めに行い、比較的柔らかくて軽い食感が特徴で、蜜に白砂糖を用いることもある。一方、関西のかりんとうは硬めにこねた生地を使用するため、ガリッとした力強い歯ごたえがあり、黒砂糖のしっかりとした甘みが楽しめる。

現代のかりんとうでは、生地に胡麻・抹茶・蕎麦粉・野菜・ピーナッツなどを練り込んだものや、蜜にメープルシロップやコーヒー、チョコレートなどを使ったものもあり、味のバリエーションは非常に豊富である。

どんな場面やどんな人におすすめ

かりんとうは、その幅広い価格帯と日持ちの良さ、そして老若男女を問わない親しみやすい味わいから、実にさまざまな場面に活用できるお菓子である。

日常のおやつとして
スーパーやコンビニで手軽に購入でき、個包装のものも多いため、家庭での毎日のおやつやお茶請けに最適だ。温かい緑茶やほうじ茶との相性は抜群で、午後のひとときを豊かにしてくれる。

贈答品・手土産として
銀座たちばなや麻布かりんとなどの高級かりんとうは、目上の方への手土産やお中元・お歳暮にふさわしい品格がある。常温で日持ちし、缶入りのものは見た目にも高級感があるため、ビジネスシーンでの手土産としても重宝される。

お茶会やお祝いの席で
和菓子としてのかりんとうは、お茶の席にもよく似合う。特に高級かりんとうは上品な甘さで、茶菓子としても喜ばれる。

お子さまのおやつとして
素朴な材料で作られたかりんとうは、子どものおやつとしても安心感がある。噛みごたえがあるため、咀嚼力を育てるのにも良い。ただし、揚げ菓子であるため食べ過ぎには注意したい。

年配の方へのお届け物に
かりんとうは昔ながらの味として年配の方に根強い人気がある。懐かしい味わいは喜ばれやすく、個包装で少しずつ楽しめるタイプのものは特におすすめだ。

旅のお土産として
全国各地にその土地ならではのご当地かりんとうがあり、旅先のお土産としても人気が高い。軽くてかさばらず、日持ちもするため持ち運びにも便利である。

材料

かりんとうの基本的な材料は以下のとおりである。

生地

小麦粉(薄力粉または中力粉)、砂糖、卵、イースト(またはベーキングパウダー・重曹)、食塩、水(または牛乳)

揚げ油

植物油(菜種油、米油、ごま油など)

 黒砂糖(黒糖)または白砂糖、水飴、水

風味付け(お好みで)

白ごま、黒ごま、抹茶、きなこ、蕎麦粉、ピーナッツ、青のり、生姜など

市販品では上記のほかに、膨張剤、乳化剤、植物油脂、卵殻由来カルシウムなどが使用される場合もある。また、揚げ油の品質がかりんとうの味を大きく左右し、老舗では菜種油やごま油などこだわりの油を使用していることが多い。

レシピ(家庭で作る基本のかりんとう・約40本分)

材料

生地 ── 薄力粉200g、砂糖30g、卵1個、ベーキングパウダー小さじ1、塩ひとつまみ、水大さじ2〜3(生地の硬さを見て調整) 蜜 ── 黒砂糖100g、水大さじ3、醤油少々(お好みで) 揚げ油 ── 適量 仕上げ ── 白ごま適量(お好みで)

作り方

  1. まず生地を作る。ボウルに薄力粉、砂糖、ベーキングパウダー、塩を入れてよく混ぜ合わせる。そこに溶き卵を加え、水を少しずつ加えながら、耳たぶ程度の硬さになるまでこねる。生地がまとまったらラップをかけ、常温で30分ほど休ませる。
  2. 休ませた生地をまな板の上に取り出し、厚さ5mm程度に伸ばしたあと、幅1cm×長さ7cm程度の棒状に切り分ける。やや太めにすると食べごたえのある仕上がりになる。
  3. 揚げ油を150〜160度の低温に熱し、成形した生地を入れて、じっくりと7〜10分かけてきつね色になるまで揚げる。低温でゆっくり揚げることで、中までしっかり火が通り、サクサクの食感が生まれる。揚がったらバットに取り出し、しっかりと油を切る。
  4. 次に蜜を作る。小鍋に黒砂糖と水を入れて中火にかけ、黒砂糖が溶けたら弱火にして、とろみがつくまで5分ほど煮詰める。お好みで醤油を少々加えると風味が増す。蜜にとろみが出てきたら火を止め、揚げたかりんとうを加えて手早くからめる。蜜が均一にいきわたったら、クッキングシートの上に広げて白ごまを振りかけ、蜜が固まるまで冷ませば完成だ。

ポイントは、揚げる際の温度を低めにしてじっくり揚げること、そして蜜を絡めたあとはかりんとう同士がくっつかないよう素早く広げることである。

販売温度帯

かりんとうは常温で販売される。油で揚げた後に蜜をコーティングし乾燥させているため、水分活性が低く、常温での保存・流通に適している。直射日光や高温多湿を避ければ長期間品質を維持できるため、冷蔵や冷凍での販売は基本的に行われていない。ただし、開封後は湿気によってサクサクした食感が失われやすいため、密閉容器に入れて保存することが推奨される。

主な流通形態

かりんとうの流通形態は多岐にわたる。

大手メーカー品はスーパーマーケット、コンビニエンスストア、ドラッグストアなどで袋入り(100g〜200g程度)で広く販売されている。全国菓子卸売業組合のデータによれば、かりんとうの生産金額は約167億円、小売金額は約260億円とされ、菓子全体の約0.8%を占める。

高級かりんとうは百貨店の和菓子売場、かりんとう専門店の直営店、駅ナカ・駅チカの商業施設などで販売されている。缶入りや箱入りのギフトセットが中心で、個包装の詰め合わせも多い。

通信販売・オンラインショップも重要な販売チャネルとなっており、楽天市場、Amazon、各メーカーの公式通販サイトなどで購入できる。銀座たちばなのように実店舗でしか購入できないブランドもあり、それが希少性と話題性を高めている。

地方の銘菓としては、道の駅、観光施設、お土産物店、地元の菓子店などで販売されており、地域の特産品を活かしたオリジナル商品も多く見られる。宮城県大崎市の岩出山地区では、一斗缶に入った大容量のかりんとうが名物として販売されている。

価格帯

かりんとうは非常に幅広い価格帯で展開されている。

スーパーやコンビニで販売される大手メーカーの袋入り商品は、100g〜200g入りで約150円〜350円程度。手軽に楽しめる価格帯であり、日常のおやつとして親しまれている。

かりんとう専門店や和菓子店の商品は、1袋(50g〜100g程度)で約380円〜1,000円前後。素材や製法にこだわった品質の高い商品が中心である。

ギフト・贈答用の缶入りや箱入り詰め合わせは、約1,500円〜10,000円程度。銀座たちばなの丸缶(大)は約9,400円と、高級和菓子にふさわしい価格帯である。

全体として、かりんとうは菓子の中でも比較的手頃な価格で楽しめるカテゴリーに属しながらも、素材や製法のこだわりによって高級路線にも対応できる懐の深い商品といえる。

日持ち

かりんとうは揚げ菓子であり、蜜でコーティングされて水分活性が低いため、和菓子の中でも日持ちの良い部類に入る。

未開封の市販品の賞味期限は、商品にもよるが**製造日から約60日〜180日(2〜6ヶ月)**が一般的である。大手メーカーの袋入り商品は90〜180日程度のものが多く、専門店の商品でも60〜90日程度の賞味期限が設けられていることが多い。

保存は直射日光・高温多湿を避けた常温保存が基本である。冷蔵庫での保存は湿気を吸って食感が損なわれる恐れがあるため推奨されない。開封後は密閉容器やチャック付きの保存袋に入れ、なるべく早めに食べきることが望ましい。開封後の目安としては、1〜2週間以内に食べきるのがよい。

万が一湿気てしまった場合は、電子レンジで10〜20秒ほど加熱するか、オーブントースターで軽く温めると、ある程度サクサク感を取り戻すことができる。

アレンジ・バリエーション

かりんとうはその基本形をベースに、実に多彩なアレンジとバリエーションが生まれている。

味のバリエーション
現代のかりんとうは味の種類が非常に豊富である。定番の黒糖味、白砂糖味に加え、胡麻(白ごま・黒ごま)、抹茶、きなこ、蕎麦、珈琲、メープル、チョコレート、牛乳、蜂蜜、シナモン、ゆず、梅、味噌、カレー、唐辛子、野菜(にんじん・ほうれん草・かぼちゃなど)、きんぴらごぼう、塩味といったものまで、和洋を問わないフレーバー展開がなされている。麻布かりんとでは約50種類以上のフレーバーを取り揃えている。

形状のバリエーション
棒状が最も一般的だが、太さは商品によってさまざまである。細口のものは上品で軽い食感、太口のものは食べごたえがある。このほか、岩手県沿岸北部では煎餅のような円盤状のかりんとう、秋田県では短冊状のかりんとう、板状に薄く伸ばした「板かりんとう」なども存在する。

かりんとう饅頭
近年人気が高まっているのが「かりんとう饅頭」である。黒糖を練り込んだ饅頭の生地をこし餡で包み、油で揚げたもので、外はかりんとうのようにカリカリ、中はしっとりとした餡の甘さが楽しめる。福島県田村市の和菓子店「あくつ屋」が元祖とされ、全国に広がった。

焼きかりんとう
従来の揚げる製法ではなく、オーブンで焼いて作るかりんとう。油で揚げないためカロリーが抑えられ、健康志向の消費者から支持を集めている。

パンの耳かりんとう
食パンの耳を油で揚げ、砂糖や蜂蜜をまぶして作る家庭料理のアレンジ。食パンの耳を再利用した節約レシピとして昭和の時代から親しまれてきた。食感はラスクに近い。

地域限定かりんとう
青森県ではりんごを練り込んだかりんとう、京都では上品な薄味のかりんとう、沖縄県では地元産黒糖をふんだんに使った濃厚なかりんとうなど、各地の特産品を活かしたご当地かりんとうが数多く存在する。秋田県にかほ市の渥美菓子店のかりんとうは、薄くパリッとした食感にごまの風味と水飴の甘さが特徴の人気商品である。

洋風アレンジ
チョコレートをコーティングしたかりんとうや、ジェラート・アイスクリームのトッピングとしてかりんとうを砕いて使うアレンジ、かりんとうをスナック感覚でワインやビールと合わせる楽しみ方なども近年広がっている。

免責事項

商品紹介等については、公式サイトおよび公開情報を基に作成しております。
記載内容は掲載時時点での参考値です。商品仕様は予告なく変更される場合があります。
購入・ご利用の際は必ず最新のパッケージ表示または公式情報をご確認ください。特に食物アレルギーをお持ちの方は原材料を十分にご確認の上お求めください。
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