用語名称(日本語、外国語)
スノーボール、シュネーバル、シュネーバレン
英語:Snowball、Schneeball、Schneeballen
意味
スノーボールとは、ドイツ語で「雪の玉」を意味する揚げ菓子です。短いクッキー生地(ショートクラスト)を細いひも状に切り、交互に重ねてゆるく球状にまとめ、専用の丸い型に入れて油で揚げたものです。
直径8〜10cm程度の大きさで、表面に粉砂糖をまぶすと雪玉のように白く見えることからこの名がつきました。
生地は小麦粉、卵、砂糖、バター、クリームなどを基本とし、必要に応じてプラムシュナップス( plum schnaps )を加えるレシピもあります。
揚げた後はサクサクとした食感で、クッキーのような軽い歯触りが特徴。
保存性が高く、冷蔵せずに約8週間程度持つため、土産物としても適しています。
用語を使う場面・対象となる食品
この用語は、主にドイツ・フランコニア地方、特にローテンブルク・オブ・デア・タウバー(Rothenburg ob der Tauber)の郷土菓子を指します。少なくとも400年以上の歴史があり、昔は結婚式などの特別な機会に作られていましたが、今は一年を通じてパン屋やお菓子屋、カフェで販売されています。観光客向けの定番土産として人気で、専門店が並ぶほどです。
基本形は粉砂糖をまぶしたシンプルなものですが、チョコレート掛け、ナッツやココナッツをトッピングしたもの、シナモン風味、マジパンやヌガー入りのバリエーションも多くあります。
揚げ菓子なので、かりんとうやドーナツに近い食べ応えがあり、コーヒーや紅茶と一緒に楽しむのが一般的です。
日本では輸入菓子店やドイツ菓子のイベントで見かける機会もあります。
オーストラリア独自の菓子として紹介される場合もありますが、起源はドイツの伝統菓子です。
現地で親しまれている類似名のお菓子(例: ココナッツコーティングのbiscuit-based snowball)と混同しないよう注意してください。実際のシュネーバルは、細い生地を球状に成形して揚げる独特の製法がポイントです。

