用語名称(日本語、外国語)
大豆飴(だいずあめ)
英語:Soybean candy、Kinako mizuame confection
意味
大豆飴は、石川県七尾市に古くから伝わる和菓子です。青大豆を炒って挽いたきな粉と水飴を主原料に練り合わせて作る、柔らかい食感の素朴な飴状のお菓子を指します。
材料はシンプルで、きな粉の香ばしさと水飴の優しい甘さが特徴です。もっちりとした弾力があり、口の中でゆっくり溶けていくような味わいです。地域によっては「すはま」とも呼ばれ、家庭で手作りされることも多い身近な存在です。歴史は15世紀頃までさかのぼり、能登地方で大豆の生産が盛んだった背景から生まれたといわれています。
現在も伝統を守る和菓子店で販売されており、棒状や一口サイズ、サイコロ形などに成形したもの、柚子・抹茶などの風味を加えたアレンジ版も見られます。
近年は地元産大豆を使った新しい商品も登場し、チョコレートコーティングしたものなど現代的な味わいも楽しめるようになっています。
用語を使う場面・対象となる食品
大豆飴という用語は、主に石川県七尾市の銘菓を指す際に使われます。お土産屋さんや地元和菓子店で「大豆飴をお求めください」と紹介されるほか、観光ガイドや郷土菓子の解説文で登場します。
対象となる食品は、きな粉をベースにした柔らかい和菓子全般です。具体的には、七尾の老舗店が作る棒状の大豆飴、家庭製のシンプルなもの、またはサイコロ大豆飴のような一口サイズのものなどです。
お茶請けとして日常的に食べられるほか、能登の食文化を伝える土産品として贈答される場面も多いです。また、最近では大豆の栄養を活かした健康志向のおやつとしても注目されています。
大豆飴は、派手さはないものの、素朴で飽きのこない味わいが魅力です。
七尾を訪れた際には、ぜひ一度手にとってみてください。地元の風土が感じられる一品です。

