お菓子の名前(日本語)

羽二重餅(はぶたえもち)

お菓子の名前(外国語)

Habutae Mochi(英語表記)

お菓子の分類

和菓子/餅菓子(もち菓子)/求肥菓子

どんなお菓子

羽二重餅は、福井県を代表する伝統的な餅菓子です。もち粉に砂糖と水飴を加えて丁寧に練り上げ、薄く伸ばしてひと口大の長方形に切り分けたもので、口に含むとふわりととろけるような食感と、ほのかで上品な甘みが広がります。その見た目は、絹のように白くなめらかで、うっすらと光沢を帯びた美しさが特徴です。

一般的な餅がもち米を蒸してつくのに対し、羽二重餅はもち米を細かく挽いた「もち粉」を原料としています。この違いが、羽二重餅ならではのきめ細やかでしなやかな質感を生み出しています。材料はもち粉、砂糖、水飴というわずか三つだけ。極めてシンプルだからこそ、素材の質や配合の妙が仕上がりを大きく左右し、各菓子店が独自の秘伝の配合と製法でその味を競い合っています。

農林水産省の「にっぽん伝統食図鑑」にも掲載されており、福井県の嶺北地域、とりわけ福井市を中心に伝承されてきた伝統食として位置づけられています。現在では福井県を訪れる観光客のお土産の定番として、また全国の百貨店や物産展でも広く販売される、福井を象徴するお菓子です。

お菓子の名前の由来

「羽二重餅」という名前は、福井県の名産品である高級絹織物「羽二重(はぶたえ)」に由来しています。

羽二重とは、撚りのない経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を使った平織りの絹織物のことです。通常の絹織物は経糸と緯糸を一本ずつ交互に織り込みますが、羽二重織は一本の緯糸に経糸を二本通す独特の製法を用います。これにより、羽のように柔らかくしなやかでありながらコシのある生地が生まれ、精練と漂白の工程を経ると独特の上品な光沢を放ちます。羽二重織は着物の裏地として最高級品とされ、スカーフや帯などにも用いられてきました。

この羽二重織のきめ細かくなめらかな肌触り、繊細な白さと光沢を和菓子で表現しようとして生まれたのが羽二重餅です。福井の菓子職人たちは、土地の誇りである羽二重織の優美さを食の世界に投影し、触れるだけで崩れそうなほどの繊細さとしなやかさを持つ餅菓子を完成させました。「羽二重餅」という名には、福井の人々が絹織物の伝統に寄せる深い敬意と愛着が込められているのです。

お菓子の歴史

羽二重餅の歴史は、福井県の絹織物産業の発展と密接に結びついています。

福井県のある北陸地方は、古くから絹織物の産地として知られていました。慶長年間には福井藩で越前羽二重の起源ともいわれる奉書紬の生産が盛んに行われており、明治時代に入ると近代的な羽二重織の技術が導入され、福井の繊維産業は飛躍的に発展します。明治5年に近代的な羽二重織の技術が福井に持ち込まれると、明治20年頃には福井県は世界一の羽二重織の生産地となり、20世紀初頭には全国の羽二重輸出額の約60%を福井県が占めるまでになりました。

しかし、こうした名産品の羽二重織のほとんどは国内の大都市や海外に出荷されてしまい、地元の人々が手土産として気軽に持っていける品ではありませんでした。「名産品の羽二重を彷彿とさせるような土産物を作りたい」という福井の人々の想いが、羽二重餅の誕生へとつながったのです。

羽二重餅の起源については複数の説があります。一つは、弘化4年(1847年)に創業した「錦梅堂」の初代・紅谷伊三郎が、越前福井藩主・松平家の御用達として献上した餅菓子を起源とするものです。まろやかな口当たりの菓子が藩主に喜ばれ、そのきめ細かくソフトな触感が絹織物の羽二重に似ていることから「羽二重餅」と名付けられたといわれています。

もう一つの有力な説は、明治30年(1897年)に創業した「羽二重餅總本舗 松岡軒」にまつわるものです。松岡軒の初代・淡島重兵衛はもともと羽二重織を扱う織物屋を営んでいましたが、二代目の淡島恒は繊維業の浮き沈みの激しさから家業を継がず、東京で10年にわたり和菓子の修行を重ねました。福井に戻った淡島恒は「松岡軒」を開業し、福井の名産品・羽二重織のなめらかな肌触りを和菓子で再現しようと試行錯誤を重ねた末に、羽二重餅を完成させます。明治38年(1905年)に発売を開始すると菓子品評会で金賞を受賞し、その評判は瞬く間に全国へ広まりました。ちょうどこの時期は福井の羽二重生産がピークを迎えた時代でもあり、織物屋や商社が土産として次々に買い求めたことで、羽二重餅は福井を代表する銘菓としての地位を確立しました。

村中甘泉堂の証言によれば、同時期に福井の複数の菓子屋から同時多発的に羽二重餅が販売されたとされており、まさに福井の絹文化が自然と生み出した銘菓であったことがうかがえます。以来一世紀以上にわたり、羽二重餅は福井の歴史と文化を体現するお菓子として、変わらぬ人気を保ち続けています。

発祥の地

羽二重餅の発祥の地は、日本・福井県福井市です。

福井県の嶺北地域、とりわけ福井市を中心として発展した菓子であり、福井県の絹織物産業の中心地と完全に重なります。現在でも福井市内には松岡軒、錦梅堂、村中甘泉堂をはじめとする多くの老舗和菓子店が軒を連ね、それぞれの味の羽二重餅を製造・販売しています。また、勝山市や大野市など福井県内の他の地域にも羽二重餅を製造するメーカーが存在し、県全体の銘菓として広く親しまれています。

有名な商品(メーカー名と商品名と販売価格)

羽二重餅は福井県内の多くの和菓子店で製造されていますが、特に有名な商品をいくつか紹介します。なお、価格は変動する可能性がありますので、最新情報は各店舗の公式サイト等でご確認ください。

羽二重餅總本舗 松岡軒「羽二重餅」 
明治30年創業の老舗で、羽二重餅発祥の店として知られています。京都丹波産もち米と福井県産餅粉を独自にブレンドした生地が特徴で、添加物は一切不使用。ビートグラニュー糖、餅粉、水飴のみで作られるひらひらとしなやかな食感は、元祖ならではの品格があります。6袋入り(1袋2枚入り)が1,048円(税込)、12袋入りが1,987円(税込)、18袋入りが2,938円(税込)、36袋入りが5,659円(税込)で販売されています。賞味期限は製造より10日間です。

錦梅堂「羽二重餅」
弘化4年(1847年)創業と最も古い歴史を持つ名門です。越前福井藩主・松平家の御用達を務めた由緒正しい老舗で、甘さ控えめながら後からじんわりと深みのある甘味が追いかけてくるバランスの良さが人気です。小ぶりで可愛らしいサイズ感も特徴で、個包装の商品はお土産として定番です。25個入りなどの箱詰めが販売されており、賞味期限は7日間です。

村中甘泉堂「羽二重餅」
明治43年(1910年)に創業した老舗です。100%福井米を使用し、特に大野市・勝山市・池田町産の水のきれいな山沿いの地域の米を産地指定で仕入れるこだわりが光ります。一晩寝かせて二枚重ねにするという独自の製法も特徴的です。張箱入りの商品は常温で1週間、真空パック入りは未開封で40日間の賞味期限があります。24包入りが約2,585円で販売されています。

亀屋製菓「羽二重餅」
さっぱりとした甘さで絹のような柔らかさが持ち味の定番商品です。9個入りが540円(税込)と手頃な価格で、気軽に購入できるお土産として人気を集めています。

金花堂はや川「羽二重くるみ」
羽二重餅のアレンジ商品として絶大な人気を誇る商品です。和くるみを練り込んだ羽二重餅をシュー生地でサンドした5層構造の和洋折衷のお菓子で、第22回全国菓子大博覧会で内閣総理大臣賞を受賞しています。6個入り840円(税込)、10個入り1,400円(税込)、20個入り2,800円(税込)などで販売されています。賞味期限は5日間です。

マエダセイカ「羽二重餅の古里」
楽天市場などの通販サイトで人気の高いブランドで、白、きなこ、いちごなど多彩なフレーバーの羽二重餅を手頃な価格で展開しています。白16枚入りが1,000円程度で購入でき、お取り寄せスイーツとしても支持されています。

味や食感などの特徴

羽二重餅の最大の魅力は、何といってもその唯一無二の食感にあります。口に入れた瞬間、まるで絹のヴェールがふわりと舌の上にのるような、驚くほど軽やかでなめらかな感触が広がります。噛むという行為がほとんど必要なく、体温でじんわりと溶けていくような儚い口どけは、まさに「羽二重」の名にふさわしい繊細さです。

甘さは非常に上品で控えめです。砂糖と水飴の穏やかな甘味が口の中にほんのりと広がり、後味はすっきりとしています。もち米そのものの風味もかすかに感じられ、素朴ながら奥行きのある味わいです。シンプルな材料だけで作られているがゆえに、もち粉の品質や鮮度がダイレクトに味に反映されます。

色は絹織物を思わせる白色で、うっすらと透明感を帯びているものもあります。表面にはほのかな光沢があり、視覚的にも高級感と清楚な美しさを感じさせます。形は短冊型(長方形)が一般的で、その薄さとひらひらとした佇まいが「絹の羽二重」というイメージをいっそう強めています。

食感は「ひらひらとしたしなやかさ」と表現されることが多く、粘りがありながらも歯切れの良さを兼ね備えています。製造元によって配合や練り方が異なるため、同じ羽二重餅でもやわらかさや弾力、甘さの度合いに微妙な違いがあり、食べ比べの楽しみも尽きません。

食べ頃は製造日の翌日から数日間とされ、粘りとコシのバランスが最も良い状態でいただくのが理想的です。夏場に少し冷やして食べると、ひんやりとした口当たりがまた格別です。

どんな場面やどんな人におすすめ

羽二重餅は、その上品な佇まいと洗練された味わいから、さまざまな場面や幅広い方々に喜ばれるお菓子です。

まず、福井県を訪れた際のお土産として最適です。北陸新幹線の延伸により福井へのアクセスが向上し、福井駅周辺のお土産売り場ではさまざまな銘柄の羽二重餅が並んでいます。軽くてかさばらず、個包装の商品も多いので、職場や友人への配りものとしても重宝します。

また、お茶席やおもてなしの場にも似合う和菓子です。上品な甘さは日本茶との相性が抜群で、煎茶はもちろん、抹茶や玉露と合わせても互いの風味を引き立て合います。華美すぎない見た目は茶の湯の精神にも通じるものがあり、茶道を嗜む方にも好まれます。

お中元やお歳暮などのフォーマルな贈答品としても申し分ありません。「羽二重餅」という名前自体に高級感があり、福井の伝統と文化を伝える品格あるギフトとなります。慶事の引き出物やお祝い返しにもふさわしいお菓子です。

甘いものが苦手な方にもおすすめできる点が羽二重餅の大きな強みです。一般的な和菓子に比べて甘さがかなり控えめで、もち米本来の風味を活かした素朴な味わいなので、甘党でない男性やご年配の方にも受け入れられやすいお菓子です。また、柔らかい食感は歯が弱い方や小さなお子さまでも安心して食べられます。

和菓子に興味を持ち始めた方、日本の食文化を学びたい海外の方にとっても、材料がシンプルで製法がわかりやすい羽二重餅は、日本の伝統菓子の奥深さに触れる入口として最適な一品といえるでしょう。

材料

羽二重餅の材料は極めてシンプルです。基本的な材料は以下の三つだけです。

もち粉(もち米を水洗いし、乾燥させてから細かく挽いた粉)が主材料となります。特に粒子が細かく上質な「羽二重粉」を使用するメーカーも多く、粒の細かさが食感のなめらかさに直結します。松岡軒では京都丹波産もち米と福井県産餅粉を独自にブレンドし、村中甘泉堂では福井県大野市・勝山市・池田町産の米を産地指定で仕入れるなど、各店が原料のもち米にも強いこだわりを持っています。

砂糖は甘味を加えるとともに、餅の柔らかさを保つ役割も果たします。松岡軒ではビートグラニュー糖を使用しています。上白糖やグラニュー糖など、使用する砂糖の種類も各店によって異なり、仕上がりの風味に影響を与えます。

水飴は餅に適度な粘りとしなやかさ、そしてつやを与えます。砂糖とともに生地に練り込むことで、独特のとろけるような食感が生まれます。

このほか、仕上げに餅同士がくっつかないよう「とり粉」として馬鈴薯澱粉(片栗粉)をまぶす場合があります。松岡軒の原材料表記にもビートグラニュー糖、餅粉、水飴、馬鈴薯澱粉が記載されています。なお、松岡軒をはじめ多くの老舗は保存料や添加物を一切使用しておらず、アレルギー特定原材料等に該当する成分を含まない商品が多いのも特徴です。

レシピ

家庭でも羽二重餅を手作りすることができます。ここでは電子レンジを使った簡単な作り方を紹介します。

材料(約8〜10個分)

白玉粉(またはもち粉)100g、砂糖60〜80g、水150ml、片栗粉(とり粉用)適量。

作り方

  1. 耐熱ボウルに白玉粉を入れ、水を少しずつ加えながらダマがなくなるまでよく混ぜます。白玉粉がなめらかに溶けたら、砂糖を加えてさらによく混ぜ合わせます。
  2. ラップをふんわりとかけて電子レンジ(600W)で2分加熱します。取り出してゴムベラ等でよく練り混ぜます。再びラップをかけて1分30秒〜2分加熱し、もう一度しっかりと練ります。生地に透明感が出て、なめらかでつやのある状態になるまでこの加熱と練りの工程を繰り返します。生地が十分に蒸し上がり、均一にまとまったら加熱は完了です。
  3. バットやまな板に片栗粉をたっぷりと広げ、できあがった生地をその上に取り出します。生地の上にも片栗粉を振り、手や麺棒で厚さ5mm程度に薄く伸ばします。包丁や型で食べやすい長方形に切り分けて完成です。

本格的に作る場合は、蒸し器でもち粉を蒸し上げたあと、鍋に移して砂糖と水飴を少しずつ加えながら弱火でじっくりと練り上げる方法が伝統的です。村中甘泉堂では、砂糖をシロップにして糸状にたらしながら少しずつ練り込むことで、甘みを均等に行き渡らせるという繊細な工夫を行っています。練れば練るほど餅にコシが出るため、時間をかけて丹念に練る工程が味の決め手となります。

販売温度帯

羽二重餅は基本的に常温で販売されています。

砂糖と水飴を含んでいるため通常の餅よりも老化(硬化)が遅いとはいえ、餅でんぷんの主成分であるアミロペクチンは0℃〜10℃の温度帯で最も老化が進む性質があります。そのため冷蔵保存はかえって食感を損ねる原因となります。村中甘泉堂では「冷蔵は禁物、常温保存で」と明確に推奨しており、食べきれない場合はむしろ冷凍保存のほうが品質を保てるとしています。

ただし、夏場に3時間程度冷蔵庫で軽く冷やして食べるのは、ひんやりとした口当たりが加わりまた違った美味しさが楽しめます。また、近年は和洋折衷のアレンジ商品のなかには冷蔵で販売されるものもあります。

主な流通形態

羽二重餅の主な流通形態は以下の通りです。

福井県内の和菓子店での店頭販売
福井駅前のプリズム福井や、各老舗の本店・支店で購入できます。また、福井県内の主要なお土産売り場、道の駅、サービスエリアでも取り扱いがあります。

全国の百貨店で行われる北陸物産展や全国銘菓展
松岡軒は日本橋三越本店の「全国銘菓展」などにも出店しています。

通信販売
各メーカーの公式オンラインショップのほか、楽天市場やYahoo!ショッピングなどのECモールでも購入可能です。真空パック包装の商品は日持ちが長いため、通販との相性が良く、全国どこからでもお取り寄せできます。

ふるさと納税の返礼品
福井県や各市町村への寄附を通じて羽二重餅を受け取ることができます。

包装形態
和紙を張った箱に直接餅を詰めた「張箱」タイプ、一つずつ個包装されたタイプ、真空パック包装タイプなどがあります。個包装タイプは配りものに便利で、真空パック包装は長期保存に適しています。

価格帯

羽二重餅の価格帯は、メーカーや内容量、包装の形態によって幅がありますが、おおむね以下の範囲に収まります。

手頃な少量パックでは、500円〜1,000円程度から購入できます。亀屋製菓の9個入りは540円(税込)で、気軽なお土産や自宅用に最適です。マエダセイカの白16枚入りは1,000円程度で購入可能です。

中量の贈答用では、1,000円〜3,000円程度が中心的な価格帯です。松岡軒の6袋入り(12枚)が1,048円(税込)、12袋入り(24枚)が1,987円(税込)、18袋入り(36枚)が2,938円(税込)といった設定です。

大量の贈答用や法事用では、3,000円〜6,000円程度の商品も揃っています。松岡軒の36袋入りは5,659円(税込)、羽二重餅と羽二重もなか・どら焼きの詰め合わせは4,039円(税込)などです。

「羽二重くるみ」のようなアレンジ商品は、6個入りで840円、20個入りで2,800円程度です。

全体として、老舗の伝統的な羽二重餅は1個あたり100円〜200円前後、手頃なメーカーの商品であれば1枚あたり60円〜100円程度という価格感です。和菓子としては比較的手頃で、カロリーも1個あたり約80kcalと控えめです。

日持ち

羽二重餅は添加物や保存料を使わない商品が多いため、日持ちは比較的短めです。

張箱入り(和紙の箱に直接餅を詰めたもの)の場合、常温で約1週間が賞味期限の目安です。松岡軒の商品は製造より10日間、錦梅堂の商品は7日間となっています。

真空パック包装の商品は日持ちが大幅に延び、村中甘泉堂の真空パック入り羽二重餅は未開封で常温40日間の賞味期限があります。外気に触れない密封状態を保つことで、鮮度と柔らかさを長く維持できるようになっています。ただし、開封後はなるべく早めに食べることが推奨されています。

保存方法としては常温保存が基本です。前述の通り冷蔵(0℃〜10℃)は餅でんぷんの老化が最も進む温度帯であるため避けるべきとされています。すぐに食べきれない場合は冷凍保存が有効で、解凍後もある程度食感を保つことが可能です。冷凍保存が可能かどうかは購入時にメーカーに確認しておくと安心です。

アレンジ・バリエーション

羽二重餅はそのシンプルな味わいと柔らかな食感から、さまざまなアレンジやバリエーションが展開されています。その広がりは和菓子の枠を超え、洋菓子との融合や新感覚のスイーツにまで及んでいます。

和菓子の定番アレンジ
きなこをまぶした「きなこ羽二重餅」が広く親しまれています。きなこの香ばしさが羽二重餅の上品な甘さと好相性です。また、粒あんやこしあんを包んだ「餡入り羽二重餅」は、村中甘泉堂の「絹まゆき」をはじめ各店で製造されており、手軽に楽しめる和菓子として人気です。黒蜜をかけて食べる方法も手軽でおすすめのアレンジです。

和洋折衷の進化系商品
金花堂はや川の「羽二重くるみ」が筆頭に挙げられます。和くるみを練り込んだ羽二重餅をシュー生地でサンドした5層構造の斬新な一品で、全国菓子大博覧会で内閣総理大臣賞を受賞した実力派です。同様に、シュー生地やクッキーで羽二重餅をサンドした商品、チョコレートやバタークリームと組み合わせた商品なども各社から発売されています。マエダセイカの「羽二重風呂敷」シリーズでは、抹茶やいちごなど多彩なフレーバーが楽しめます。

ユニークな変わり種
「トースト専用の羽二重餅」はパンにのせて焼くととろりと溶け、独特のもちとろ食感を楽しめる商品です。また、卵の代わりに羽二重餅を使ったプリン仕立てのお菓子「変なはぶたえ生もっちプリン」なども登場し、羽二重餅の可能性を広げています。

家庭での簡単アレンジ
アイスクリームを添えたり、フルーツを包んでいちご大福風にしたり、冷やしぜんざいに浮かべたり、ホットケーキに挟んだりするのもおすすめです。黒蜜ときなこを合わせれば手軽にわらび餅風のデザートにもなります。羽二重餅はどんな食材とも馴染みやすい懐の深さがあり、アレンジの幅はまだまだ広がりを見せています。

免責事項

商品紹介等については、公式サイトおよび公開情報を基に作成しております。
記載内容は掲載時時点での参考値です。商品仕様は予告なく変更される場合があります。
購入・ご利用の際は必ず最新のパッケージ表示または公式情報をご確認ください。特に食物アレルギーをお持ちの方は原材料を十分にご確認の上お求めください。
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