用語名称(日本語、外国語)

粟飴(あわあめ)

Millet candy(英)※直訳的表現であり、固有名詞としては「Ame(Japanese sweet)」と説明されることもある

意味

粟飴とは、穀物の一種である「粟(あわ)」と米やもち米などのデンプンを原料に、糖化(酵素の働きでデンプンを糖に分解すること)させて作られる伝統的な水飴の一種である。

製法の特徴は、麦芽などに含まれる酵素の働きを利用して自然な甘みを引き出す点にある。砂糖を加えず、穀物由来の糖だけで甘さを作るため、やさしくコクのある甘味と、やや粘り気のあるなめらかな質感を持つ。

色は淡い琥珀色から飴色。風味には穀物特有の香ばしさが感じられる。日本では古くから保存食や甘味料として用いられてきた。特に東北地方では伝統食品として知られている。

用語を使う場面・対象となる食品

粟飴は、そのまま食べるだけでなく、さまざまな和菓子や料理に利用される。具体的には以下のような場面で用いられる。

・そのままの飴として
練り状または固形状の甘味として、そのまま舐めたり食べたりする。素朴な甘さを楽しむ伝統菓子として扱われる。

・和菓子の甘味料として
砂糖の代わりに使用されることがある。羊羹や餅菓子に加えると、甘味に深みとコクが出る。

・焼き菓子や加工食品
現代では一部の焼き菓子や健康志向の食品において、自然由来の甘味料として利用されることがある。

・郷土菓子
東北地方の伝統菓子や保存食の材料として使われる。特に餅や団子と組み合わせた素朴な菓子に多い。

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