用語名称(日本語、外国語)

(あわ、Foxtail millet)

意味

粟とは、イネ科の穀物で、学名を Setaria italica とする雑穀の一種です。日本では古くから主食や副食として利用されてきました。粒は小さく、黄色みを帯びた色合いが特徴で、加熱するとほのかな甘みとやわらかな食感が生まれます。

現代では白米が主流となったため主食としての使用は減りましたが、栄養価の高さから見直されており、食物繊維やミネラル(鉄・マグネシウムなど)を含む食材として菓子や健康食品に利用されています。

用語を使う場面・対象となる食品

粟は主に和菓子や素朴な焼き菓子、伝統菓子において使われる食材です。具体的には以下のような場面で用いられます。

・粟餅(あわもち)
蒸した粟をついて作る餅菓子で、やわらかく独特の粒感が特徴です。京都の名物としても知られています。

・粟団子
粟を使った団子で、上新粉や白玉粉とは異なる、ややざらりとした食感が出ます。素朴な風味が特徴です。

・雑穀入り焼き菓子
クッキーやパウンドケーキに混ぜ込むことで、食感のアクセントと栄養価の向上を目的に使用されます。

・精進料理・和の甘味
砂糖を控えた自然な甘みを活かす菓子や、和のデザートに取り入れられることがあります。

・グルテンフリー菓子
小麦粉の代替として粟粉(あわこ)が使われる場合があり、アレルギー対応や健康志向の菓子に応用されます。

粟は味の主張が強くないため、他の素材(小豆、きな粉、黒蜜など)と組み合わせやすい点も特徴です。

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