用語名称(日本語、外国語)

アングレーズソース

Sauce anglaise(フランス語)/English custard sauce(英語)

意味

アングレーズソースとは、卵黄・砂糖・牛乳(または牛乳と生クリーム)を主原料として作る、なめらかな液状のカスタードソースのことを指します。フランス料理・製菓における基本的なデザートソースのひとつで、加熱しながらとろみをつける点が特徴です。

作り方は、卵黄と砂糖を混ぜたものに温めた牛乳を加え、再び弱火で加熱しながら絶えず混ぜて仕上げます。温度が上がりすぎると卵が凝固してしまうため、一般的には約80〜85℃前後を目安に火入れを行います。仕上がりはとろりとした質感で、流動性があり、スプーンの背に薄くまとわりつく程度の濃度が適切とされます。

なお、「アングレーズ(anglaise)」はフランス語で「イギリス風」を意味し、イギリスのカスタード文化に由来する名称です。

用語を使う場面・対象となる食品

アングレーズソースは、主に洋菓子やデザートの添えソースとして用いられます。具体的には以下のような場面で使われます。

・焼き菓子への添えソース
 ガトーショコラやタルトなどに添えることで、しっとり感とコクを補います。

・冷たいデザートのベース
 アイスクリームやババロアの材料としても使われ、風味の土台となります。特にアイスクリームでは、アングレーズソースをベースにしたものを「カスタードベース」と呼び、濃厚でなめらかな仕上がりになります。

・温冷のコントラストを演出する盛り付け
 温かいデザートに冷たいアングレーズソースを添える、またはその逆の組み合わせにより、味や食感に変化を持たせる際にも活用されます。

・フルーツデザートの引き立て役
 酸味のあるベリー類や焼きリンゴなどと組み合わせることで、甘みとコクを補い、全体のバランスを整えます。

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