用語名称(日本語、外国語)

カード

英語:Curd

意味

カードとは、牛乳や生クリームなどの乳製品が酸や酵素の働きによって凝固し、固形分と液体(ホエー)に分離した状態の固形部分を指す。日本語では「凝乳(ぎょうにゅう)」とも呼ばれる。

乳に含まれるたんぱく質(主にカゼイン)が、レモン果汁や酢などの酸、あるいはレンネット(凝乳酵素)によって変性し、網目状に固まることでカードが形成される。この過程はチーズ製造の基本工程であり、カードの状態や扱い方によって最終的な食感や風味が大きく変わる。

なお、カードは必ずしも固い塊だけを指すわけではなく、ヨーグルトのようにやわらかく半固体状のものも含まれる場合がある。ただし製菓分野では、チーズ作りの途中で得られるフレッシュな凝固物を指すことが多い。

用語を使う場面・対象となる食品

カードという用語は、主に乳製品を使った菓子やチーズ加工の工程で用いられる。具体的には以下のような場面で登場する。

・ナチュラルチーズの製造
牛乳を凝固させてカードを作り、それをカット・加熱・圧搾することでチーズに仕上げる。カードの切り方や加熱温度によって、水分量や硬さが調整される。

・フレッシュチーズを使った菓子
チーズケーキやレアチーズ系のデザートでは、カードから作られたクリームチーズやマスカルポーネが材料として使われる。カードの質がそのまま口当たりに影響するため、製造工程での管理が重要となる。

・ヨーグルトや乳発酵菓子
ヨーグルトは乳酸菌の働きで緩やかにカード化した食品であり、デザートや焼き菓子の材料としても利用される。水切りヨーグルトはカード部分を濃縮した例といえる。

・レモンカードなどの応用名称
レモンカードのように「カード」と名がつく場合でも、必ずしも乳の凝固物を指すとは限らない。これは卵・砂糖・果汁を加熱してとろみをつけたクリーム状の食品で、語源的に「curd」に由来する名称である。

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