用語名称(日本語、外国語)

カカオ(日本語)

Cacao(英語)/Cocoa(英語:加工品を指す場合に使われることが多い)

意味

カカオとは、アオイ科の常緑樹である カカオノキ の果実およびその種子(カカオ豆)を指す言葉である。原産地は中南米の熱帯地域で、現在は西アフリカや東南アジアなどの赤道付近でも広く栽培されている。

果実の中には白い果肉に包まれた種子が30〜50粒ほど含まれており、この種子を発酵・乾燥・焙煎して加工したものが、チョコレートやココアの原料となる。

なお、英語では「cacao」は主に原料や植物そのものを指し、「cocoa」は焙煎後の加工品(ココアパウダーや飲料など)を指すことが多いが、日常的には混同して使われる場合もある。

カカオ豆には脂質(カカオバター)やポリフェノール、テオブロミンといった成分が含まれており、これらがチョコレート特有の風味や苦味、口どけを生み出している。

用語を使う場面・対象となる食品

カカオという用語は、主に原材料や風味の説明において使われる。特にカカオ含有量(カカオ分)を示すことで、製品の味わいや品質の目安として活用されることが多い。

具体的には以下のような食品で用いられる。

・チョコレート
カカオマス、カカオバター、砂糖などを組み合わせて作られる代表的な菓子。カカオ含有量が高いほど苦味が強く、甘さは控えめになる。

・ココア
カカオ豆から脂肪分を一部取り除き、粉末状にしたもの。飲料として利用されるほか、焼き菓子の風味付けにも使われる。

・焼き菓子(ガトーショコラ、ブラウニーなど)
生地にカカオマスやココアパウダーを加え、濃厚な風味や色合いを付与する。

・アイスクリーム・ムース・クリーム類
チョコレートやココアとして使用され、香りとコクを加える役割を持つ。

また近年では、カカオ豆の産地や品種に注目した「シングルオリジンチョコレート」など、原料としてのカカオの個性を重視する製品も増えている。

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