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用語名称(日本語、外国語)
ショックフリーザー
Shock Freezer(英語)
ブラストフリーザーとも呼ばれることがあります。
意味
ショックフリーザーは、業務用の急速冷凍機器です。
庫内温度を-30℃〜-40℃程度の強力な冷風で一気に下げ、食品の中心温度を短時間で-18℃以下まで凍結させます。
通常の冷凍庫と大きく違う点は、凍結速度にあります。
ゆっくり凍らせると食品内の水分が大きな氷の結晶になり、細胞を傷つけて食感や風味を損ないやすいです。
一方、ショックフリーザーは水分を小さな氷の結晶のまま固めるため、解凍後も元の水分保持力や組織を比較的保てます。
お菓子の場合、油脂の分離やパサつきを抑え、スポンジのふんわり感やクリームのなめらかさ、果物のジューシーさを守る役割を果たします。
ブラストチラー(急速冷却機)とセットで使われることも多く、冷却と冷凍の両方を1台でこなす複合機種もあります。
用語を使う場面・対象となる食品
主に洋菓子店、和菓子店、パティスリー、ベーカリーの製造現場で活躍します。作りたての品質を保ちながら生産量を調整したり、通販・卸売向けに商品をストックしたりする際に欠かせない機器です。 具体的な使い方として、以下の場面が挙げられます。
- 焼成後のケーキ(ムースケーキ、ロールケーキ、デコレーションケーキなど)を急速冷凍して形崩れを防ぐ
- スポンジ生地やタルト台を焼く前に冷凍保存し、必要なときに解凍して使う
- シュークリームのシュー皮やプリンなどの繊細な焼き菓子・蒸し菓子
- マカロンや焼き菓子類の大量生産後のストック
- 和菓子では、饅頭や最中などの水分が多いもの
特に通販事業を展開する店では、解凍後も「作りたてに近い食感」を再現できるため、顧客満足度を高めやすい点が魅力です。また、売れ残り商品を冷凍して後日活用することで廃棄ロスを減らせます。
家庭用ではほとんど使われず、業務用として導入される機器です。価格は機種や容量によって異なりますが、小規模店向けのコンパクトタイプから大型まで揃っています。

