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用語名称(日本語、外国語)
松露饅頭(しょうろまんじゅう)
外国語:Shōro-manjū
意味
松露饅頭は、佐賀県唐津市を代表する和菓子です。薄いカステラ生地で北海道産小豆を使ったこしあんを丸く包み、銅板などで一つひとつ手焼きして仕上げます。直径3〜4センチ程度の小さな球形で、外皮は香ばしく柔らかく、餡は甘さ控えめで上品な味わいです。
名前の由来は、唐津の名所「虹の松原」(日本三大松原の一つ)に自生するキノコの「松露(しょうろ)」に形が似ているためです。松露は松の根元にできる球状の食用キノコで、実際の松露とは無関係ですが、そのコロンとした姿からこの名前が付けられました。江戸時代後期(嘉永3年、1850年頃)に創業した大原老舗などの老舗で今も伝統的な製法を守っています。
用語を使う場面・対象となる食品
松露饅頭という用語は、主に唐津地方の銘菓子を指すときに使われます。日常のおやつとしてだけでなく、贈答品や手土産としても人気です。特に地元佐賀や九州土産として選ばれることが多く、箱入りで10個以上入ったものが一般的です。
対象となる食品は、焼饅頭の一種で、カステラ風の薄皮とこしあんの組み合わせが特徴です。他の饅頭と比べて皮が薄く軽い食感のため、子供から高齢者まで幅広い層に親しまれています。保存料や着色料を使わないシンプルな素材が、日常的に手に取られやすい理由の一つです。
このお菓子は、豊臣秀吉の朝鮮出兵後に伝わった焼饅頭を基に、地元で工夫を加えて生まれたと伝えられています。唐津の歴史的な交易の背景を感じさせる一品として、和菓子の辞典では地方銘菓の代表例として紹介されることが多いです。

