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用語名称(日本語、外国語)
太白飴(たいはくあめ)
英語:Taihaku Ame
意味
太白飴とは、もち米と大麦の麦芽を原料に作られる砂糖不使用の飴です。
麦芽に含まれる酵素(ジアスターゼ)がもち米のデンプンを自然に糖化させて甘みを出します。
砂糖を一切加えず、米本来の優しい甘さと素朴な風味が特徴です。
色は白く、食感は硬めの飴というより柔らかく口どけが良いソフトなタイプで、ゆっくり溶けながらまろやかな味わいが広がります。
昔は宮城県を中心に複数の店で作られていましたが、現在は登米市の田邊菓子店が主な製造元として伝統を守っています。蔵王の昔飴本舗などでも似た製法の商品が見られます。
歴史的には、明治時代(1880年頃)から続く郷土菓子で、砂糖が高価だった時代に生まれた自然派の甘味料です。
辞書的な古い意味では精製した白い砂糖(太白砂糖)で作った白色の飴を指す場合もありますが、現代のお菓子文化では米と麦芽由来のものを指すのが一般的です。
用語を使う場面・対象となる食品
主にお茶請けや日常のおやつとして親しまれます。個包装された小さな塊をそのまま口に含むか、軽く砕いて使うのが一般的です。
対象となる食品としては、素朴な和菓子や駄菓子類。季節限定で冬場(10月下旬〜5月中旬頃)に作られるため、寒い時期の温かいお茶とともに楽しむのに適しています。
栄養価が高く、老若男女問わず食べやすい点から、昔は子どもから高齢者まで幅広い層に愛されてきました。現在も宮城県の土産物や地元直売所で手に入り、人工的な甘さを避けたい人に向けたナチュラル志向の飴として使われます。
太白飴は、手間のかかる麦芽作りが必要なため製造期間が限られ、シンプルながらも素材の良さを活かした味わいが魅力です。地元の伝統を今に伝えるお菓子の一つと言えます。

