用語名称(日本語、外国語)
甘栗(あまぐり)
Sweet roasted chestnuts(英語)/Roasted chestnuts(英語一般表現)
糖炒栗子(タンチャオリーズ/中国語)
意味
甘栗とは、主に栗を加熱し、自然な甘みを引き出して食べる加工食品の一種を指す。特に日本で「甘栗」と呼ばれる場合、多くは中国由来の製法である「糖炒栗子」を指し、砂糖や糖蜜を加えた砂とともに栗を炒ることで、表面に軽い照りと甘みをまとわせたものが一般的である。
使用される栗は小粒で甘みの強い品種が多く、加熱によってデンプンが糖に変わるため、砂糖を大量に加えなくても自然な甘さが際立つのが特徴である。殻付きのまま加熱されることが多く、食べる際には割って中身を取り出す。
なお、日本で販売される甘栗の多くは、中国北部(河北省や天津周辺など)で生産されたものが輸入されている。
用語を使う場面・対象となる食品
甘栗という用語は、以下のような場面で用いられる。
・そのまま食べる菓子
代表的なのは「天津甘栗」と呼ばれる街頭販売や量販品で、紙袋に入れて提供されることが多い。間食用の素朴なおやつとして親しまれている。
・焼き菓子や洋菓子の素材
刻んだ甘栗は、パウンドケーキやマフィン、モンブランなどに加えられる。砂糖漬けの栗(マロングラッセ)よりも軽い甘さで、食感のアクセントとして使われる。
・和菓子への応用
羊羹や蒸し菓子に混ぜ込むほか、甘栗を粗く刻んで餡に加えるなど、風味付けとして利用される。
・季節商品・土産品
秋から冬にかけての季節感を演出する素材として、菓子売り場や観光地で扱われることが多い。
