用語名称(日本語、外国語)

飴(あめ)

Candy(英語)、Confectionery(英語・広義)

意味

飴とは、主に砂糖や水あめ(ブドウ糖シロップ)などの糖類を加熱し、高温で濃縮した後に冷却して固めた菓子の総称である。日本では「キャンディー」とも呼ばれるが、「飴」はより広い意味を持ち、硬いものから柔らかいものまで含まれる。

製造工程では、糖液をおよそ140〜160℃程度まで加熱して水分を飛ばし、過飽和状態にした後、冷却・成形する。この過程で結晶化を抑えることにより、透明感のあるガラス状の飴(ハードキャンディ)ができる。一方、意図的に結晶を作ると、ざらついた食感の飴(フォンダン系)になる。

飴はその物性によっていくつかに分類される。代表的な例として、次のような種類がある。
・ハードキャンディ:透明で硬い一般的な飴
・ソフトキャンディ:キャラメルやトフィーのように柔らかいもの
・ドロップ:型に流して成形した小粒の飴
・引き飴:引き延ばして空気を含ませ、白濁した質感にしたもの

また、日本では古くから麦芽由来の「水あめ」が存在し、和菓子文化とも深く関わっている。現在では砂糖由来の飴が主流だが、水あめは照りや粘度を出す目的で今も使われている。

用語を使う場面・対象となる食品

「飴」という用語は、以下のような場面で使われる。

・そのまま食べる菓子
 例:ドロップ、のど飴、フルーツキャンディなど

・加工工程における材料
 例:大学芋の表面をコーティングする飴、りんご飴の外側の糖衣

・和菓子・洋菓子の装飾
 例:飴細工(加熱した飴を引き延ばして造形する技法)、ケーキのデコレーション用飴細工

・食感や見た目を調整する用途
 例:水あめを使って焼き菓子のしっとり感を保つ、照りを出す

このように、飴は単なる菓子としてだけでなく、製菓材料や装飾技法としても幅広く利用される用語である。

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