用語名称(日本語、外国語)
ウォールナッツ(英語:Walnut)
日本語では一般に「くるみ(胡桃)」と呼ばれる。特に製菓・製パンの分野では、英語表記の「ウォールナッツ」がそのまま使われることも多い。
意味
ウォールナッツとは、クルミ科クルミ属の木になる堅果の総称であり、食用として広く利用されるナッツの一種である。代表的な品種にはペルシャグルミ(英語:English walnut)などがあり、現在流通している多くはこの系統に属する。
殻を割ると現れる種子部分を食用とし、形は脳のような複雑な凹凸を持つ。味はほのかな甘みと軽い渋みがあり、油脂分を多く含むためコクが強い。加熱すると香ばしさが引き立ち、風味がより豊かになる。
栄養面では脂質が多いが、その多くは不飽和脂肪酸である。加えて、ビタミンEやミネラル(マグネシウムなど)も含まれている。こうした特徴から、単なる風味付けだけでなく、食感と栄養価を高める素材としても重宝されている。
用語を使う場面・対象となる食品
ウォールナッツは、その香ばしさと独特の食感を活かして、幅広い菓子やパンに用いられる。具体的には以下のような場面で使われる。
・焼き菓子
クッキーやブラウニー、パウンドケーキなどに刻んで混ぜ込むことで、サクッとした歯ごたえとナッツの風味を加える。特にチョコレートとの相性がよく、定番の組み合わせとして知られている。
・ケーキ類
キャロットケーキやバナナケーキなど、しっとりした生地に加えることで、食感にアクセントを与える。また、トッピングとして表面に飾ることも多い。
・パン
ウォールナッツ入りのパンは非常に一般的で、ハード系のパン(カンパーニュなど)や菓子パンに使われる。生地に練り込むことで、噛むほどにナッツのコクが広がる。
・和菓子
和菓子でも利用されることがあり、くるみ餅やゆべし(くるみを使う地域の菓子)などに用いられる。砂糖や味噌と合わせることで、甘じょっぱい風味が生まれる。
・砂糖菓子・加工品
キャラメリゼしたウォールナッツ(糖衣がけ)や、ヌガー、プラリネの材料としても使われる。砕いてペースト状にしたものは、クリームやフィリングの素材になる。
