用語名称(日本語、外国語)
駄菓子(だがし)
英語:dagashi、cheap sweets、penny candy
意味
駄菓子とは、主に子ども向けに作られる安価な菓子の総称です。
高級な和菓子である「上菓子」に対して、安い材料で日常的に楽しめる庶民的なお菓子を指します。
江戸時代に起源を持ち、当時は白砂糖を使った高級品に対し、黒砂糖や雑穀、水あめなどを原料にしたものが「雑菓子」や「一文菓子」と呼ばれていました。
明治時代頃から「駄菓子」という名称が定着したと考えられています。
「駄」という字には「価値が低い」「荷物を運ぶ駄馬」のような意味が含まれますが、これは粗悪品を表すものではなく、高級品との対比で「庶民的で手頃」というニュアンスです。
現代では1個10円〜100円程度の価格帯が多く、派手な包装やおまけ付きの商品も目立ち、子どもが小遣いで気軽に買える点が特徴です。
味や食感はシンプルで、甘いものからしょっぱいスナックまで幅広く、懐かしさを感じさせるものが多いです。
用語を使う場面・対象となる食品
駄菓子という用語は、駄菓子屋さんやスーパーのお菓子コーナー、コンビニの棚で商品を紹介するときに使われます。
例えば「昔ながらの駄菓子コーナー」や「レトロな駄菓子を集めた詰め合わせ」といった表現です。
対象となる食品は多岐にわたり、伝統的なものではかりんとう、おこし、豆板、鉄砲玉、きな粉餅、カルメ焼きなどが挙げられます。戦後以降に広がった現代的なものには、うまい棒、ブラックサンダー、蒲焼さん太郎、チョコバット、ラムネ、グミ類、味付きスナック(カレー味やチーズ味など)があります。
使う場面として、子どものおやつ選び、昭和・平成の思い出話、または最近の「平成女児」ブームのように大人向けのノスタルジー商品として登場します。駄菓子屋は子どもたちの社交の場でもあり、クジ付きや玩具菓子が並ぶ店頭でよく耳にする言葉です。
現在も種類は増え続け、2020年代後半でも新商品が次々と出て、Z世代や大人層にも人気を集めています。

