用語名称(日本語、外国語)
ダックワーズ、ダコワーズ
フランス語:dacquoise
意味
ダックワーズとは、アーモンドの風味を効かせたメレンゲ生地を焼き、クリームを挟んだ焼き菓子です。
生地は卵白を泡立てて作るメレンゲにアーモンドプードル(アーモンドを細かく挽いた粉)を加え、軽く混ぜ合わせてオーブンで焼きます。
外側はサクッと軽やかで、口に入れるとすぐに繊細な歯触りを感じます。中はしっとりとした食感が残り、アーモンドの香ばしさと優しい甘さが広がります。挟むクリームはバタークリームが定番で、コーヒー風味やバニラ、果実のピューレを加えたものもよく見られます。このコントラストが魅力のひとつです。
名前はフランス南西部の温泉保養地ダクス(Dax)に由来します。
フランスではホールケーキの土台となる生地としても使われていましたが、日本では小判型の個菓子として親しまれる形に進化しました。
用語を使う場面・対象となる食品
洋菓子店やパティスリーのショーケースで、焼き菓子コーナーやギフト用商品として並ぶ場面が一般的です。
特に個包装された小判型のものは、手土産やおやつにぴったりで、日常的に楽しめます。
対象となる食品は主にアーモンド風味のメレンゲを使った焼き菓子全般です。フランス伝統のホールケーキ「ダックワーズ」では、生地を複数枚重ねてバタークリームやムースを挟み、冷やして切って提供します。一方、日本で流通する多くは1970年代後半に福岡の菓子店「16区」の三嶋隆夫氏が考案した小判型で、和菓子の最中から着想を得てアレンジされたものです。
似たお菓子としてマカロンやブッセがありますが、ダックワーズは生地がやや厚めでふんわり感が強く、クリームの量もバランスよく挟む点が異なります。
生地にピスタチオやヘーゼルナッツを加えたり、クリームの味を変えたりするアレンジも多く、季節限定のフレーバーも登場します。

