用語名称(日本語、外国語)
スクラッチ
英語:scratch
意味
お菓子やパン作りの文脈で「スクラッチ」とは、基本的な材料(小麦粉、砂糖、バター、卵、ベーキングパウダーなど)から一から手作りすることを指します。
市販のケーキミックスや冷凍生地、プレミックス粉を使わず、原料を計量して生地を練り、成形し、焼き上げる工程全体を自分で進める方法です。
対義語として「ミックスを使う」「ベイクオフ製法」があり、これらは事前に加工された材料を活用して手間を省くやり方になります。
スクラッチは材料の組み合わせや分量を自分で調整できるため、風味や食感を細かくコントロールしやすいのが特徴です。
用語を使う場面・対象となる食品
この用語は、主に家庭でのお菓子作りやベーカリー、パティスリーの現場で登場します。プロの製パン店では「スクラッチベーカリー」やオールスクラッチ製法」と呼び、店内で粉から生地を仕込むスタイルを指します。
対象となる食品は幅広く、スポンジケーキ、クッキー、クイックブレッド、マフィン、シュークリームの皮、パウンドケーキ、タルト生地などです。例えば「このケーキはスクラッチで作っています」と言う場合、ケーキミックスを使っていないことを強調します。
家庭では「初めてスクラッチでチーズケーキに挑戦した」というように、初心者が基本から学ぶ場面でよく使われます。ベーカリーでは、商品のこだわりを伝える際に「当店はスクラッチ製法で毎日焼き上げています」と紹介されることが一般的です。
スクラッチで作る利点は、添加物を最小限に抑えられたり、季節の材料を活かしたりできる点にあります。
一方で、時間と技術が必要になるため、初めての場合はレシピを正確に守り、計量を丁寧に行うことがコツです。
実際に多くのレシピ本や教室で「from scratch」の表記が見られ、基本に立ち返った本格的な味わいを求める人に支持されています。

